LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)は投資詐欺?手口と返金方法

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LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)投資詐欺の全体像のインフォグラフィック

本件のポイント

  • LPLHNW(lplhnw.com)は、Instagram広告からLINEグループへ誘導し、出金時に「税金」「保証金」名目で追加支払いを求める投資詐欺の可能性が高いサイトである
  • 偽サイト「www.lplhnw.com」は2026年5月17日時点でDNS解決ができない状態(DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN)となっており、外部からアクセスする手段が確保されていない
  • 金融庁の登録業者一覧にLPLHNWの該当はなく、Whois情報の登録者所在は香港・中国(HK,CN)と記載されている

「LPLHNWで投資をしていたのに、出金できない…」
「税金や保証金を支払わないと利益を引き出せないと言われた…」
「サイトに突然アクセスできなくなった…」

もしこのような状況にお心当たりがあれば、LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)は投資詐欺の可能性が高いサイトと考えられます。

ART法律事務所が公開した通報記事によると、LPLHNWについて金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ情報提供が行われました。

本記事では、LPLHNWの手口、独自調査の結果、返金方法、相談先について、被害に遭われた方の状況整理にお役立ていただける範囲で詳しく解説します。

送金してしまったお金は、専門家への相談を通じて取り戻せる場合があります。被害回復はスピードが重要ですが、ただし被害回復が必ず保証されるものではない点はあらかじめご認識ください。

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目次

LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)とは?投資詐欺の正体と被害の実態

LPLHNWは、Instagram上の投資関連広告を入口として、LINEのグループへ誘導され、グループ内で案内された取引用サイト「lplhnw.com」への登録および入金を行ったものの、出金申請の段階で「税金」および「保証金」といった名目による追加の支払いを求められる、投資詐欺の可能性が高いサイトです。

2026年5月17日、ART法律事務所より金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ、本件に関する情報提供が行われています。


金融庁への情報提供内容

ART法律事務所が金融庁へ提出した情報提供の概要は、以下のとおりです。

サイト名LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)
グループLINE名名称は確認されていない(「先生」「アシスタント」と称する者らが参加)
SNSの種類Instagram(広告)
偽広告等の概要Instagram広告を起点としてグループLINEへ誘導され、グループ内で日常的に株式投資情報の発信を受けた後、案内された取引用サイトへの登録および取引を行った
なりすまされている著名人等の名前確認されていない
クローズドチャットへの誘導あり(グループLINE「先生」「アシスタント」と称する者らが参加)
遷移先ウェブサイト偽サイト名:LPLHNW/偽サイトのURL:https://www.lplhnw.com/

参照:「LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)」に関する株式投資詐欺のご相談を受け、金融庁へ情報提供いたしました

本件は、特定の著名人や実在企業のなりすまし対象が確認されておらず、グループLINEの名称も特定されていません。第三者からの独立した検証情報源が限られる構造であり、利用者の側から客観的な状況確認を行いにくい事案として整理されます。


投資詐欺の被害規模と社会背景

SNS上の広告やマッチングアプリを入口とする投資詐欺は、近年急増している類型の一つです。警察庁の特殊詐欺対策ページ「SOS47」においても、SNS型投資詐欺の被害が継続的に発生していることが注意喚起されています。

警察庁の公表情報によると、SNS型投資詐欺の代表的な手口として、出金の段階で「保証金」や「税金」の支払いが必要などと言ってお金の振り込みを要求してくる類型が、明示的に挙げられています。LPLHNWについて寄せられたご相談内容は、この典型的な手口と構造的に共通する側面を持っています。

SNS型投資詐欺の被害者は、特定の世代や属性に限定されません。日常的に利用しているSNSのタイムラインに表示された広告が入口となるため、誰もが被害に遭う可能性のある類型として位置付けられます。

LPLHNWの手口を時系列で解説

LPLHNWを名乗る取引用サイトの手口は、Instagram広告による接触からLINEグループへの誘導、虚偽の利益表示、出金時の追加支払い要求まで、段階を踏んで進行する構成となっています。各段階を時系列で整理します。


Instagram広告からLINEグループへの誘導

本件の最初の接点となったのは、Instagram上に表示された投資関連の広告です。広告をタップすると、メッセージアプリLINEのグループへの参加が案内される流れとなっていました。

Instagramは写真や短い動画を中心とした日常的な情報収集の場として広く利用されており、タイムラインに資産運用や株式投資をテーマとする広告が表示されること自体は、特段珍しい状況ではありません。日常的な閲覧の延長線上で、自然な形でグループLINEへの参加に進んでしまうケースが報告されています。


「先生」「アシスタント」による株式投資情報の継続発信

誘導先のLINEグループには、「先生」と称する人物と「アシスタント」と称する人物らが参加し、株式投資に関する情報の発信が日常的に行われていたとされています。

指導役と補助役という役割が設定されたグループ運営は、参加者から見ると、個人による単発的な情報発信ではなく、一定の継続性と組織的な体制を備えた場であるかのような印象を生じさせやすい構造を持っています。日々の情報発信が継続されることで、グループへの心理的な距離が徐々に近づいていく経過も想定されます。

SNS上で名乗られた呼称や役割と、その人物の実在および身元との関係を、利用者の側から客観的に確認することは一般に容易ではありません。金融商品取引法(e-Gov法令検索)では、不特定多数の者を相手方として投資の勧誘等を業として行う場合には、原則として金融商品取引業の登録を受ける必要があるとされています。


取引用サイトでの登録と虚偽の利益表示

グループ内からの指示に従い、取引用サイト「LPLHNW」のダウンロードおよび登録の手続きを進めると、サイト上では取引を実施するたびに利益が積み上がっていくかのような表示がなされる仕組みになっていたとされています。

サイト上で表示される数値の動きを根拠に、ご相談者様としては資産が順調に増加しているとの認識を持つに至ります。表示されている残高は、画面上では確かに増加しているように見えるため、出金の手続きへ進むことに不自然さを感じにくい設計です。

もっとも、画面上の残高表示と、その残高を実際に外部の銀行口座等へ移転できるかどうかは、別の事柄です。サイト上の数値表示が、実際の資産状況を反映しているとは限らない点には、留意が必要です。


出金申請時の「税金」「保証金」名目の追加要求

出金申請を行った段階に至って、相手方から「税金」および「保証金」といった名目による追加の支払いが、新たな条件として提示される展開となります。

サイト上では一定の残高が表示されている一方で、その残高を実際に外部の銀行口座等へ移転するためには、新たに別途の入金が必要であると説明される、それまでの取引の流れとは性質の異なる場面に直面することになります。

正規の金融取引においては、株式取引等により生じた利益に対する課税は、原則として確定申告等の手続きを通じてご自身で行うものであり、取引サービスの側から、出金の前提条件として税金相当額の事前送金が求められる運用は通常想定されません。同様に、出金にあたって新たな「保証金」を入金しなければ手続きを進められないという説明も、正規の金融サービスにおける一般的な手続きとは性質を異にするものです。

不審を抱いてご自身で関連情報の調査を進めた結果、同様の手口による事例が複数確認され、本件が詐欺によるものであると認識するに至るというのが、寄せられているご相談の経過です。

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LPLHNWを名乗る取引用サイトの手口の特徴

LPLHNWに関するご相談内容を整理すると、本件には複数の構造的な特徴が見受けられます。SNS型投資詐欺において繰り返し報告されている類型と共通する側面を持ちながら、本件特有の要素も含まれています。


二段階で進む追加支払い要求の構造

本件で特に着目される特徴は、出金の段階に至ってはじめて「税金」および「保証金」という追加の支払いが新たな条件として提示される、二段階の構成です。

入金から取引、利益表示までの過程では、追加負担を求められる場面はなく、画面上で資産が順調に増加していくかのような表示が継続されます。出金申請の段階に至ってはじめて、「資産を引き出すためには、別途の支払いが必要である」という新たな条件が提示される構造は、利用者の側から見ると、それまでの取引の延長線上で生じた手続上の出来事として受け止めやすい性質を持っています。

「税金」「保証金」という名目自体は、社会一般の金融取引においても登場することがあり、これらの名目で支払いを求められた段階で、利用者として直ちに不当な要求であると判断することは容易ではありません。結果として、すでに投じている資金を引き出すためには新たな支払いに応じるしかないかのような心理状態に置かれやすい点も、本件における特徴的な要素として挙げられます。


「先生+アシスタント」体制が生む信ぴょう性の演出

グループLINE内における「先生」と称する指導役と、「アシスタント」と称する補助役が並立する運営体制も、構成上の特徴として挙げられます。

このような役割分担のもとでは、相互に確認や補足が行われる場面が演出されやすく、結果として、グループ内で発信される情報の信ぴょう性が補強されたかのような効果が生じる場合があります。指導役一人で情報発信を行う場合と比較して、複数の人物が役割を持って参加することによって、組織的に運営されているかのような印象が形成されやすい構造です。


意味不明な英字略称サイト名による検証困難性

本件のサイト名「LPLHNW」は、特定の語の頭文字や略称を想起させる構成ではあるものの、それ自体としては具体的な意味内容を持たない英字の組み合わせとなっています。

一般的な検索エンジンで当該文字列を入力しても、利用者がたどり着いた取引用サイトの運営主体や、そのサービスの実態に関する独立した第三者情報を確認することは難しい状況です。

利用者が当該サイトに関する情報を独自に調査しようとした場合、グループLINE内で提供される情報以外の参照源を見いだしにくい構造となっており、結果として、外部からの検証が及びにくい状態でサイトが運用されていたものと見受けられます。

本件においては、これらに加え、ご相談時点で稼働していた取引用サイト自体が、現時点ではDNS解決の段階でアクセス不能となっている点が、利用者の側からの状況確認をいっそう困難にする要素として加わっており、特に注意を要する特徴として挙げられます。

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LPLHNWに関する独自調査結果

当編集部では、LPLHNWを名乗る取引用サイトについて、以下の観点から独自に調査を行いました。被害に遭われた方の状況整理および同種の事案への注意喚起の参考として、調査結果を整理してご報告します。


偽サイト「lplhnw.com」のWhois情報

LPLHNWの偽サイトが利用するドメイン「lplhnw.com」について、当編集部でWhois情報の確認を行いました。確認できた登録情報の概要は、以下のとおりです。

ドメイン名lplhnw.com
登録日(Creation Date)2026年1月11日
更新日(Updated Date)2026年5月11日
運用期間約126日(2026年5月17日時点)
レジストラGname.com Pte. Ltd.(IANA ID:1923)
登録者情報登録者名・住所・連絡先等は「Redacted for privacy」と表示され、プライバシー保護により非公開。登録者所在情報として「HK,CN」(香港・中国)の記載が確認できます。
ネームサーバーB7.SHARE-DNS.NET/A7.SHARE-DNS.COM
ドメインステータスclientTransferProhibited

Whois情報からは、偽サイトのドメイン「lplhnw.com」が、2026年5月17日からさかのぼっておおむね126日前にあたる2026年1月11日に登録されたものであり、運用が開始されてから比較的短い期間しか経過していないドメインであることが客観的に確認されます。

また、登録者の氏名・住所・電話番号・メールアドレスといった個別の連絡先情報は「Redacted for privacy」と表示されており、Whoisの一般公開情報からは登録者本人の所在を特定することができない状態です。

所在情報の一部については、Registrant Country欄に「HK,CN」(香港・中国)の記載が残されています。ご相談者様は日本国内にお住まいの方であり、取引用サイト上での表示やグループLINE内のやり取りも日本語で行われていた経緯がある一方で、Whois情報の登録者所在として記載されている地域との間で、運営主体の所在地に関する一致は確認されません。


偽サイト「www.lplhnw.com」の現在の状況(DNS消失)

当編集部では、偽サイトのURL「https://www.lplhnw.com/」について、現時点での稼働状況を独自に確認しました。2026年5月17日時点で当該URLへアクセスを試みた結果は、以下の画像のとおりです。

LPLHNWのトップ画面
偽サイト「www.lplhnw.com」にアクセスした際の表示(2026年5月17日時点)

偽サイト「www.lplhnw.com」にアクセスした際の表示(2026年5月17日時点)

確認日時2026年5月17日
確認対象URLhttps://www.lplhnw.com/
表示内容「このサイトにアクセスできません」「www.lplhnw.com にタイプミスがないか確認してください。」「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」のメッセージが表示される状態
状況の意味DNS(ドメインネームシステム)の解決処理の段階で、当該ドメインに対応するIPアドレスが返却されない状態。すなわち、当該URLによってウェブサイトに到達することが外部から行えない状態となっています。

ART法律事務所が公開している通報記事によれば、ご相談時点においては当該サイトに対するアクセスおよびサイト内での取引画面の表示が現に行えていた状況にあった旨が確認されています。

すなわち、ご相談時点では稼働していた取引用サイトが、本記事執筆時点(2026年5月17日)においてはDNS解決の段階で到達できない状態へと変化したという経過が、客観的な事実として確認できる状態です。Whois情報においても、本記事執筆日と同月の2026年5月11日付の更新日(Updated Date)の記録が確認されています。

サイトに現在外部からアクセスする手段が確保されていないという事実は、利用者の側から見ると、サイト上に表示されていた残高や取引履歴を独自に再確認することが、構造的に難しい状況に置かれることを意味します。

ART法律事務所の弁護士の見解としては、SNS上の広告を入口とする取引用サイトにおいて、ご相談時点で稼働していたサイトが、その後の比較的短い期間のうちにDNS解決の段階で到達できない状態へと変化する経過は、ART法律事務所にお寄せられるご相談の中でもしばしば見受けられるパターンに含まれるとのことです。サイトの稼働状況のみを根拠として運営主体の性質を断定することは適当ではありませんが、お手元に残されている資料の保全を可能な範囲で進めることが、その後に取り得る選択肢の整理にあたって有用な手がかりとなる場面があると整理されています。


金融庁の登録業者一覧に該当なし

日本国内で株式やFXなどの金融商品を取り扱うには、金融商品取引法(e-Gov法令検索)第29条に基づき、金融庁への登録が義務付けられています。

金融庁が公表する金融商品取引業者等の登録業者一覧を確認したところ、LPLHNWの名称では登録が確認できませんでした。

つまり、LPLHNWは日本で合法的に金融サービスを提供できない無登録業者に該当する可能性が高いといえます。金融庁も、無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について、注意喚起を行っています。


公的機関による「税金」「保証金」名目への注意喚起

本件において出金申請の段階で求められた「税金」「保証金」名目の追加支払いという経過は、公的機関の公表する注意喚起情報において、SNS型投資詐欺の典型的な手口の一つとして繰り返し言及されている類型に該当します。

金融庁 金融サービス利用者相談室「投資詐欺等に関する利用者からの相談事例等と相談室からのアドバイス等」では、以下のような相談事例が明示的に整理されています。

SNSを通じて知り合った人から誘われ投資をしたが、儲けを引き出せない。引き出すには手数料等(保証金、税金、認証料)を払えと言われている。

参照:金融庁 金融サービス利用者相談室

金融庁の同ページでは、SNS上の偽広告やURLをクリックすることでLINEのグループへの参加や詐欺サイトへのアクセスに誘導されること、グループ内で口座開設や入金の要求が行われること、しばらくは利益が出たように装われ少額の出金ができる場面もあるものの、高額な入金や高額な出金要請が行われた段階で連絡が取れなくなったり、口座凍結を解除するためと称して、手数料・保証金・税金の支払いといった名目で、さらに高額な入金が要求されたりするケースが多く見受けられる旨が整理されています。

また、警察庁 特殊詐欺対策ページ「SOS47」においても、SNS型投資詐欺の代表的な手口として、出金するために「保証金」や「税金」の支払いが必要などと言ってお金の振り込みを要求してくる類型が、明示的に紹介されています。

本件のご相談者様が経験した一連の経過、すなわちInstagram上の広告からグループLINEへの誘導、グループ内における「先生」「アシスタント」を称する者らからの情報発信、サイト上の利益表示、出金申請段階での「税金」「保証金」名目の追加支払い要求という流れは、上記の金融庁および警察庁の一次情報において具体的に挙げられている類型と、構造的に共通する側面を有しています。

ART法律事務所の弁護士の見解としては、「税金」および「保証金」という名目自体は社会一般の取引においても登場する用語であり、当該名目で支払いを求められた段階で、利用者として直ちに不当な要求であると判断することは一般に容易ではない場面が想定されるとのことです。一方で、金融庁および警察庁が公表する一次情報においては、SNS型投資詐欺の典型的な手口として、出金時の「税金」「保証金」「手数料」名目による追加支払い要求の類型が明示的に挙げられているところです。出金の段階で、それまで取引の前提として説明されていなかった追加の支払いを新たな条件として求められた場面に直面した場合には、追加の振込みに応じる前の段階で、状況全体を一度整理する機会を設けることが有用な場面があると整理されています。

LPLHNWの被害に遭ったらすべき4つのこと

LPLHNWで送金してしまった場合でも、早い段階で行動することで、その後の対応の選択肢を広げられる場合があります。ただし、被害回復が必ず保証されるものではない点はあらかじめご認識ください。以下の4つのステップを参考にしてください。


1. 証拠を保全する

被害回復に向けた第一歩は、証拠の保全です。以下の情報をスクリーンショットなどで記録しておくことが重要です。

  • LPLHNWの取引画面・残高表示(アクセス可能だった時点のもの)
  • 送金記録(銀行の振込明細、暗号資産の送金履歴など)
  • LINEグループ内のやり取り
  • 「先生」「アシスタント」と称する者とのメッセージ履歴
  • Instagram広告のスクリーンショット(残っている場合)

本件では、偽サイト「www.lplhnw.com」がすでにDNS解決の段階でアクセス不能となっているため、サイト上の取引画面を改めて確認することができない状態です。サイトにアクセスができていた時点で取得した画面のスクリーンショット等が残されている場合、その後の対応における重要な手がかりとなる場合があります。


2. 追加送金には絶対に応じない

LPLHNWの手口では、出金申請後にも「税金」「保証金」「手数料」「認証料」「口座凍結解除費用」など、さまざまな名目で追加の入金を求められる場合があります。

どのような理由であっても、追加で送金する必要はありません。追加送金に応じても出金できるようになるとは限らず、被害がさらに拡大する場合があります。

正規の金融取引においては、出金の前提条件として税金相当額の事前送金や、新たな「保証金」の入金を求められる運用は通常想定されません。出金の段階で、それまで説明されていなかった名目の追加支払いを求められた場合には、振り込みに応じる前に状況全体を整理することが大切です。


3. 専門家(弁護士)に状況を相談する

投資詐欺被害の対応には、弁護士など法律の専門家への相談が有効な選択肢の一つです。弁護士は、送金先の口座凍結や返金交渉、損害賠償請求などの法的手続きを進めることができます。

被害回復はスピードが重要な要素となります。詐欺グループが送金先口座から資金を引き出す前に口座凍結の手続きを進められれば、返金の可能性を高められる場合があります。ただし、初動対応をもってしても被害回復が必ず保証されるものではない点については、あらかじめご認識ください。

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4. 警察・消費生活センターに相談する

詐欺被害は刑事事件としての側面も持つため、警察への相談も並行して進めるとよい場合があります。警察庁のサイバー犯罪相談窓口や、最寄りの警察署の生活安全課に相談する選択肢があります。

また、消費者庁が所管する消費生活センター(消費者ホットライン「188」)でも、消費者被害として相談を受け付けています。

警察への相談時には、これまでに保全した証拠(振込明細、LINEのやり取り、サイトのスクリーンショット等)を持参すると、その後の手続きが進めやすくなる場合があります。

LPLHNWの返金請求は可能?法的根拠と相談先

LPLHNWによる投資詐欺被害について、返金請求は法的に可能な場合があります。ただし、返金請求が必ず成功することを保証するものではなく、事案の具体的状況や送金先口座の残高状況等によって結果は異なります。本セクションでは、返金請求に活用できる法的根拠と、相談先について整理します。


返金請求に活用できる法的根拠

投資詐欺被害の返金請求に活用できる主な法的根拠は、以下の4つです。

1. 詐欺罪(刑法246条/e-Gov法令検索

人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処せられます。LPLHNWのように、虚偽の利益表示や「税金」「保証金」名目の追加支払い要求などによって金銭を交付させた行為は、詐欺罪に該当する可能性があります。

2. 不法行為に基づく損害賠償請求(民法709条/e-Gov法令検索

故意または過失によって他人の権利を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負います。投資詐欺の加害者に対して、被害額の損害賠償を請求することが可能です。

3. 不当利得返還請求(民法703条/e-Gov法令検索

法律上の原因なく他人の財産によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負います。詐欺によって金銭を取得した者に対して、不当利得の返還を請求できる場合があります。

4. 振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結

犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律(振り込め詐欺救済法/e-Gov法令検索)に基づき、金融機関に対して詐欺利用口座の凍結を申し立てることが可能です。口座凍結後、被害回復分配金の支払い手続きを通じて、口座残高の範囲内で被害金の一部または全部を回復できる場合があります。

ただし、当該手続きは、対象となる口座の残高状況や、複数の被害者間における按分等の運用上の要素によって結果が左右される性質を持つため、当該手続きの利用によって被害金の全部または一部の回復が必ず実現するものではない点については、あわせて認識いただきたい事柄です。


ART法律事務所の対応

ART法律事務所は、LPLHNWについて2026年5月17日付で金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ情報提供を実施済みです。

ART法律事務所は、東京都千代田区に所在する法律事務所で、SNS型投資詐欺をはじめとする詐欺被害回復を取扱業務の一つとしています。初回相談無料、秘密厳守を掲げており、被害状況の確認から法的手続きの進行まで、被害者一人ひとりの状況に応じた対応を行っています。

LPLHNWの被害に心当たりがある方や、Instagram広告からLINEグループへ誘導され、「税金」「保証金」名目の追加支払いを求められた経過にある方は、現時点で取り得る選択肢の整理にお役立ていただけます。

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LPLHNWに関するよくある質問(FAQ)


Q. LPLHNWは本当に投資詐欺ですか?

A. LPLHNWについては、2026年5月17日付でART法律事務所より金融庁へ情報提供が行われています。金融庁の登録業者一覧にLPLHNWの該当はなく、Whois情報の登録者所在は香港・中国(HK,CN)と記載され、現在は偽サイト「www.lplhnw.com」へのアクセスもできない状態(DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN)となっています。出金時に「税金」「保証金」名目の追加支払いを求める手口も、金融庁や警察庁が注意喚起する典型的なSNS型投資詐欺の類型と構造的に共通しており、投資詐欺の可能性が高いと考えられます。


Q. LPLHNWに送金したお金は取り戻せますか?

A. 返金の可能性は、送金時期・送金先口座の状況・証拠の有無等によって異なります。早い段階で振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結の申し立てを進められれば、被害回復分配金として送金額の一部または全部が戻る場合があります。ただし、対象口座の残高状況や複数の被害者間での按分等によって結果は左右される性質があるため、被害回復が必ず保証されるものではない点はあらかじめご認識ください。早い段階で専門家に状況を共有することで、取り得る選択肢の幅が広がる場合があります。


Q. サイトにアクセスできない状態でも返金請求は可能ですか?

A. 偽サイトへのアクセスができない状態であっても、振込明細、LINEのやり取り、Instagram広告のスクリーンショット等、お手元に残されている証拠資料があれば、それらをもとに対応を進められる場合があります。サイトの稼働状況と、返金請求の可能性は別の事柄として整理されます。アクセスできていた時点で取得したサイト画面のスクリーンショットが残っている場合は、特に重要な手がかりとなる可能性があります。


Q. 弁護士費用はどれくらいかかりますか?

A. 弁護士費用は事案の内容や被害額によって異なります。ART法律事務所では初回相談を無料で行っているため、まずは費用をかけずに状況を共有し、見通しを確認することが可能です。詳細な費用体系については、相談時に直接確認されることをおすすめします。

まとめ

LPLHNW(エルピーエルエイチエヌダブリュー)に関する情報をまとめると、以下のとおりです。

  • LPLHNWは、Instagram広告からLINEグループへ誘導し、「先生」「アシスタント」と称する者らから株式投資情報を発信した上で、取引用サイトへの登録・入金を促す投資詐欺の可能性が高いサイトである
  • 出金申請を行うと「税金」「保証金」名目で追加支払いを求められる手口が確認されており、これは金融庁・警察庁の注意喚起情報に整理されている典型的な類型と構造的に共通する
  • 偽サイト「www.lplhnw.com」は2026年5月17日時点でDNS解決ができない状態となっており、外部からアクセスする手段が確保されていない
  • Whois情報の登録者所在は「HK,CN」(香港・中国)と記載され、運用期間は約126日と比較的短い
  • 金融庁の登録業者一覧にLPLHNWの該当はなく、無登録業者に該当する可能性が高い
  • ART法律事務所はLPLHNWについて2026年5月17日付で金融庁へ情報提供を実施済み
  • 被害に遭った場合は、証拠の保全、追加送金の停止、専門家への相談、警察への届け出が重要な選択肢となる

LPLHNWの被害に心当たりがある方やご不安をお持ちの方は、早めに専門家へ状況を共有することが大切です。ただし、被害回復が必ず保証されるものではない点はあらかじめご認識ください。

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LPLHNWと類似する手口、すなわちInstagram広告を入口としてLINEグループへ誘導され、取引用サイトへの入金後に「税金」「保証金」名目で追加支払いを求められる経過の事案として、AFSコーポレーションを名乗る取引用サイトに関する記事もあわせてご参照ください。

AFSコーポレーション(エーエフエスコーポレーション)は投資詐欺?手口と返金方法

免責事項

本記事は、情報提供を目的とするコンテンツです。本記事の内容は、公開日時点の法令および一般的な法的見解に基づいています。個別の事案への適用については、必ず専門家(弁護士等)にご相談ください。本記事の情報に基づいて行動した結果について、当サイトは責任を負いかねます。


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