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そんな広告を見たことはありませんか?私は親の顔よりも見ています。
しかし、そんなオイシイ話があるはずもなく。蓋を開ければ詐欺の可能性が高いのが現実です。
詐欺と言えば、オレオレ詐欺や振込詐欺など、高齢者を狙った詐欺が有名ですよね。
しかし、今はSNSを利用した詐欺も多くあります。
実際に、20代の女性がSNS上で詐欺被害に遭ってしまいました。
ってか、そもそもSNSの詐欺ってなに?どんな手口なの?なんで騙されちゃうの?
そう思ったあなたも騙されてしまう可能性があります。
当記事では今回の事件を皮切りに、SNS上の詐欺の手口と対処法について、まるっとすべて解説していきます。
2024年5月福岡市の女性保育士が副業・投資詐欺の被害に
福岡市の女性保育士が、SNSを通じて知り合った相手から持ちかけられた副業・投資話に乗ってしまい、370万円もの大金を騙し取られるという衝撃的な事件が発生しました。
一体どのような経緯で被害に遭ってしまったのでしょうか。
この事件の詳細を追うとともに、私たちが身を守るために注意すべきポイントについて考えていきましょう。
1. 被害の概要
福岡市に住む20代の女性保育士は、ある日スマートフォンでSNSを閲覧中に、魅力的な副業に関する広告を発見しました。
広告をタップすると、スマホの画面を見ているだけでお金がもらえるという、一見夢のような副業の詳細が記されていたのです。
しかし、これは悪質な詐欺の入り口に過ぎませんでした。
その後、女性はSNSで知り合った別の女性アカウントから投資の話を持ちかけられ、大きな利益が得られると信じ込まされてしまいます。
そして、相手の指定した口座に370万円もの大金を振り込んでしまったのです。
しかし、約束されていた利益はいつまでたっても入金されず、女性は不審に思い始めました。
そんな折、知人から詐欺の可能性を指摘されたことをきっかけに、女性は警察に相談。
その結果、悪質な投資詐欺の被害に遭っていたことが明らかになったのです。
2. 詐欺の手口
今回の事件で用いられていたのは、スマホの動画視聴でお金がもらえるという典型的な副業詐欺の手口でした。
最近のSNS上では、「◯日で◯万円稼げる」といった魅力的な条件を提示する投稿が増えており、うっかり釣られてしまいがちです。
また、詐欺師たちは巧妙な手口で被害者の判断力を奪っていきます。
例えば、「今すぐ投資しないと損をする」といったプレッシャーをかけることで、冷静な判断を妨げるのです。
3. 事件に対するネットでの反応
今回の事件の報道が「Yahoo!JAPANニュース」に掲載されたのは、2024年6月6日午前2:39のこと。
これを受けて、ネット(主にSNS)上でもいくつも反応が見られました。
この詐欺の手口や名称の説明をポストするアカウントや、
実際に配当を支払って被害者を安心させたうえで高額入金させそれをだまし取る。これ「ポンジスキーム」て言います。テストにでますよー。
被害者の年齢層(このような詐欺は中高年が引っかかりやすい、と思っているのか、被害者の年齢層に驚くポスト、
20代でも駄目か。っていうか370万持ってるの凄いな。
注意をうながすポストなどさまざまです。
SNSで知り合った人からの投資話やお金の話にはくれぐれもご注意を!
いずれにしても、SNSを通じた投資・副業詐欺に多くのひとが注目している様子がうかがえます。
SNSを通じた投資・副業詐欺のあるある手口とは?
SNSを通じた投資・副業詐欺の手口は日々巧妙化しています。十分気を付けていても、騙される可能性が…。
ここでは、よくある詐欺の手口をいくつか紹介していきます。
これらの手口を知っておくことで、自分や大切な人を詐欺から守ることができるでしょう。
1. 高収益を謳う広告
「短期間で高収益が得られる」「リスクゼロで確実に稼げる」といった広告文句は、詐欺を疑うべき大きな警告サインです。
実際には、そのような甘い話は存在せず、高収益を得ようとすれば高いリスクを伴います。
特に、投資の知識や経験が乏しい人ほど、こうした広告に惹かれてしまいがち。
しかし、そこで安易に投資に手を出してしまうと、最悪の場合、元本すら失ってしまう可能性が高いのです。
「もし話が本当なら、なぜ他の人に教えるのか」という疑問を持つことが重要です。
2. 有名人や専門家を装う
詐欺師たちは、有名人や投資の専門家になりすまして信頼を得ようとすることがあります。
例えば、SNS上で偽のアカウントを作成し、著名な投資家の名前を使って投資を勧誘するのです。
また、詐欺師が用意した偽の証言を利用するケースもあります。
「この投資で大金を稼いだ」といった嘘の体験談を投稿し、投資の安全性や高収益性をアピールするのです。
有名人や専門家の名前が出てきても、簡単に信用してはいけません。
本人からの直接の発信でない限り、詐欺の可能性を疑うべきでしょう。
3. 限定オファーや急かす手法
「今すぐ投資しないと損をする」「限定◯名だけに特別にオファーする」といった言葉で、投資を急かされた経験はないでしょうか。
これは、私たちの冷静な判断力を奪うための詐欺師の常套手段です。
限定オファーを装うことで希少性を煽り、「今が唯一のチャンス」という心理を利用するのです。
また、複雑な投資の仕組みを理解する時間すら与えず、即断を迫ってきます。
こうした状況下では、誰でも冷静な判断が難しくなってしまいます。
しかし、だからこそ立ち止まって考えることが大切なのです。
焦らされても、絶対に即決してはいけません。
投資詐欺に遭わないための実践的な対策
投資詐欺の被害に遭わないためには、事前の備えが何より重要です。
ここでは、詐欺に遭わないために実践しておくべき対策をいくつか紹介します。
これらを習慣づけることで、安心して投資に取り組めるようになるでしょう。
1. 信頼できる情報源の確認
投資先や提案者の信頼性を確認することは、詐欺を避けるための第一歩です。
例えば、金融庁や国民生活センターなどの公的機関に、業者の登録状況を問い合わせてみましょう。
また、インターネット上の評判や口コミも参考になります。
ただし、詐欺師が用意した偽のレビューも存在するため、鵜呑みにはせず、複数のサイトの情報を照らし合わせることが大切です。
2. 小額から始める
投資を始める際は、いきなり大金を投じるのではなく、まずは小額から始めるのが賢明です。
初めての投資先には、失っても痛手となりにくい金額を充てましょう。
この方法には、詐欺のリスクを最小限に抑えられるというメリットがあります。
また、小額投資を通じて投資の仕組みを理解し、徐々に経験を積んでいくことも大切です。
一足飛びに大きなリスクを取るのは避けましょう。
3. 専門家の意見を求める
投資に関する知識が乏しい場合は、専門家のアドバイスを求めることをおすすめします。
投資のプロや信頼できるファイナンシャルプランナーなどに相談し、客観的な意見を聞くのです。
専門家は、投資先の信頼性や収益性を冷静に分析してくれます。
また、投資計画の立て方や、リスク管理の方法なども教えてくれるでしょう。
ただし、アドバイスをする側の専門性や中立性にも注意が必要です。
信頼できる第三者の意見を参考にしつつ、最終的には自分の判断で投資先を選ぶことが大切なのです。
まとめ
副業や投資自体は悪いことではありません。きちんとした知識を身に着けていれば、稼ぐことができるでしょう。
しかし、「○○しているだけで稼げちゃう!?」などの類いの広告は、詐欺の可能性が高いです。
「いやいやwワイは騙されませんけどw」とか調子に乗ってる人に限って騙されてしまうので、十分すぎるぐらい注意しましょう。
夏は暑くて冬は寒いのが当たり前のように、そんなオイシイ話はありません。蚊に刺されたらかゆくなるし、たくさん食べたら太るし、オタクに優しいギャルは存在しません。
現実を突きつけて全人類にダメージを与えたところで、このあたりでドロンいたします。さらば!