「FX Fair」ね。
はいはい。
あの”追証なし!” “最大レバレッジ1111倍” “日本語サポート”みたいなサービスを提供しているパナマの例の業者ですね。
一見すると信じられないほど魅力的ですが、実はこれ、あの有名な詐欺事件に関与していた疑惑のある「Assassin FX」と何らの関係があるとかないとか。
まあまあ、ラムネでも飲んで落ち着いてください。
今回はそんなFX Fairの真相に迫っていきます。
そう狙いはただ一つ。
「詐欺師を許さない」
それだけ。
それでは行きましょう。ご唱和下さい!
\ジェッ!/
【前提】FX Fairとは?
突如として日本国内のFXに取り組んでいる方たちの間で評判が上がった「FX Fair」。
一体、これは何者なのでしょうか。
また、「評判がいい」と一部で言われているものの、ほんとうに信頼性のあるFX業者なのでしょうか。
本項では「FX Fair」の概要と具体的なビジネスモデルについて解説します。
①旧称=FX Beyond
「FX Fair」は従前「FX Beyond」の名称で存在しておりました。
2021年3月に日本向けのサービスを開始したこの業者は、想像以上に早く市場に浸透しました。
「FX Beyond」が日本のFXに取り組んでいる方たちにどういったサービスを提供していたのか、そしてその後どのような変遷を経て「FX Fair」になったのか。
FX Beyondはパナマ共和国の業者で、2022年10月8日に名称変更が行われ、FX Fairとして生まれ変わりました。
しかし、なぜ名称変更が行われたのかは公には明かされていません❤
予想されるのは、業者の資本構成の変更や運営会社の変更、あるいは先述した「前身業者が色々やらかしていた」からかもしれません。それだよ。うん。
しかし、具体的な理由は不明なまま(爆笑)で、FXに取り組んでいる方たちの中には「詐欺業者の可能性もあるのではないか」と不安視する声もあります。
②最大レバ1111倍の圧倒的スケール
FX Fairが日本のFXに取り組んでいる方たちから注目を浴びているポイントの一つが、最大レバレッジの1111倍という恐ろしい倍率です。
日本では一部の専門家から「FXに取り組んでいる方が高リスクに曝される」と批判的に評価されているこのレバレッジ。
日本ではここまでハイレグ、じゃねえやハイレバは無理です。
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
FX Fairはパナマに拠点を持つ業者で、日本の法律の制約を受ける必要がないため、最大レバレッジが1111倍に設定できるのです。
なんだよ1111って(笑)
ただし、この1111倍のレバレッジがFXに取り組んでいる方にとって”メリット”とは限りません。
「リスクを高めるだけ」と評価する専門家も多く、一部の方が巨額の損失を被る事例も報告されています。
③追証なし!ゼロカットシステム採用&日本語サポートあり
FX Fairは追証なしのシステムを採用し、さらに日本語のカスタマーサポートも提供しています。
このため、FXに慣れていない初心者や年配者でも安心して取引が可能です。というタテマエですな。こりゃ。はい。
追証とは、FX取引を行った際に、急激な為替変動などで損失が発生した時、FXに取り組んでいる方が自己資金を追加しなければならないシステムのことを指します。
この追証がないため、FXに取り組んでいる方の負担を軽減できます。
一方で、「日本語サポートがある」というのは、海外業者としては珍しいサービスです。これにより、FXに取り組んでいる方は様々な疑問や不明点を気軽に質問し、迅速に解決できます。
FX Fairが定期的に行っていたキャンペーンまとめ
FX Fairは定期的に魅力的なキャンペーンを行い、FXに取り組んでいる方たちを惹きつけています。
その中でも特に注目を浴びたキャンペーンについて解説します。
①100%入金ボーナス
2021年の春に実施された「100%入金ボーナス」は大いに話題となりました。
最大で500万円までの入金額に対し、同額を証拠金口座へキャッシュバックするというもので、実質的に入金額の2倍で取引が出来ることとなります。
こいつで多くのFXに取り組んでいる方がFX Fairへの参入を決めたとか決めなかったとか。
しかしながら、FXに取り組んでいる方はここで一つ注意するべき点があります。
100%入金ボーナスは、あくまで「FX取引」を行うためのもので、すぐに現金化することはできません。
また、FX取引で失った金額をFX Fairが補填するわけでもありません。
したがって、”単にお金を増やすための手段”と誤解しないようにしましょう。たまにいらっしゃいますからね。こういうひと。
②口座開設ボーナス
FX Fairが2021年秋に実施したのが「口座開設ボーナス」です。
これは、FX Fairに新規に口座を開設するFXに取り組んでいる方に対し、2万円のボーナスを付与するというキャンペーンでした。
こちらもまた、多くのFXに取り組んでいる方がFX Fairへの参入を決め、業者側にとって大きな成功を収めました。
しかし、やはりここでも注意点があります。
口座開設ボーナスは、”口座を開設しただけで2万円もらえる”と勘違いするFXに取り組んでいる方もいましたが、このボーナスもまたFX取引を行うためのもので、すぐに現金化することはできません。
総括すると全体的に評判のよい取引所だが・・・?
FX Fairのキャンペーンはそれぞれ非常に魅力的で、多くのFXに取り組んでいる方が参入するきっかけとなりました。
しかしここで一つ忘れてはならない事実があります。
「本当に信頼性のあるFX業者なのだろうか?」という疑問です。
実際、FX Fairは前身のFX Beyondで一悶着を起こし、さらに詐欺取引所として一躍有名になったAssassin FXとの関係を示唆する疑惑も存在します。
前身のFX Beyondが色々やらかしていた件
皆さん、FX Beyondについて詳しく聞いたことがありますか?
どの辺りがやらかしていると感じるかといえば、主に以下の3つが頭に浮かびます。
やらかし①出金拒否
FX Beyondは出金を拒否するトラブルが頻発していたんです。
「ごめんなさい、今は出金できません」
「ごめん、出金できません。
いま、事業でとても深刻な問題に直面しています。この業界をキレイにするシステムを、私は作っています。
本当は、あの頃が恋しいけれど、でも……今はもう少しだけ、(出金申請は)知らないふりをします。
私の作るこのシステムも、きっといつか、誰かの阿鼻叫喚を乗せるから。」
なんつって。
やかましいんじゃ。
例のCMパロってんじゃねえよ。
誰だパロったやつ!俺だ!!!
ー筆者シバかれ中ー
・・・出金拒否って、ある意味最悪な詐欺行為なんですよね。
この時点でもうダメです。
ダメぽ。
僕の顔面ももうダメぽ。
やらかし②謎の提灯記事が大量にある
さて次に驚くべきやらかしとは、なんとFX Beyondの業務状況をめちゃめちゃに良く見せる謎の提灯記事がSNSやブログに大量発生していました。
「ここってサービスが抜群に良くて!」
「入金ボーナスがエライ豪華で!」
「我々の大将FX Beyond様は素晴らしい!」などと書かれています。
これが提灯記事です。はい。
本当に良ければ提灯記事なんて必要ないのに、なんだか臭いますね。
まるで薬湯風呂に入った後のようなヤバい香りがプンプンと漂ってきますよ。ええ。
やらかし③口座利益をなかったコトにする事例も
そして最後に、「口座利益を消されちゃった!」という事例もFX Beyondでは起きていました。
ヤリすぎ。
【本題】FX FairとAssassin FXは兄弟会社?同一業者?ってヤバくね?
いよいよ本題に入ります。
FX FairとAssassin FXは何か関係があるのでしょうか? それとも偶然にも似たようなスキームの業者が並んでいるだけなのでしょうか?
根拠①MT4取引サーバーのIPが完全一致
とにかく、まずは事実を見てみましょう。
なんと、FX FairとAssassin FXのMT4の取引サーバーのIPが完全に一致しているんです。
え?根拠?
アサシンFX(AssasinFX)のコピトレで意図的な全損があったと一部で話題のようです。AssasinFXはFXFai…
ここで海外FX調査兵団さんが詳細を書かれています。
根拠②Twitterでの言及もあり
次にTwitterでは、FX FairとAssassin FXが兄弟会社だという情報をつぶやいているユーザーがいるんです。
この情報源は信用できるかどうかは判断が分かれますが、こんな情報が飛び交っている時点で、「なんだかニオイがするな」というのは事実ですよね。
判定:状況証拠的にクロ
それではFX FairとAssassin FXの関係性についての結論ですが、見るべき状況証拠から判断すれば、「この二つは関係が深そうだな」という結論になります。
こうした噂が広がっている以上、FX Fairに対する警戒心を強める理由になることは間違いありません。
もし、これらの業者で投資をしている方がいたら、今すぐ安全な場所へ資産を移動させましょう。
海外FXでワーワー言われるA-bookとB-bookの違いは?
海外FXについて語る上で避けて通れない、”A-book”と”B-book”の話。
取引所を選ぶとき、どちらの手法を採用しているのかは非常に重要な要素なんですよ。
「A-bookって何?」、「B-bookって何?」と思ったあなた、焦らないでくださいね。
一緒にじっくり見ていきましょう。
手取り足取りチン・・・いや、やだ。チ◯ポは取りたくない。
A-bookとは
「A-book」は、FXに取り組んでいる方の取引を直接市場に伝える手法のこと。
この手法の特徴としては、取引所があなたの取引に対して特にリスクを負わないことが挙げられます。
なぜなら、言ってしまえばこの方法はFXに取り組んでいる方が利益を上げようが損を出そうが、正味関係ないからです。
それぞれの取引所は適正な取引の環境を提供しつつ、そこでFXに取り組んでいる方がどのように取引を行おうと「さぁ好きにどうぞ」というスタンス。
一方で、取引所としては手数料を得ることが主な収益源となります。
このA-bookは、取引所がFXに取り組んでいる方に対して公正かつ透明性を持つ形でサービスを提供する手法と言えるでしょう。
B-bookとは
一方、「B-book」とは、簡単に言っちまえばFXに取り組んでいる方の取引を取引所が自己裁量で処理し、その結果によって利益を得る手法。
まぁ要は「あなたの損が業者の得」ですね。
FXに取り組んでいる方が大損をすればその分取引所は利益を得ます。
なんとも独特なビジネスモデルです。
このB-book方式、ちょっとあやしいところが見え隠れしますが、まぁこれもビジネスの一つ。
だけど、B-book方式の取引所を利用する際はしっかりと見極めてみてくださいね。
ちなみに、詐欺取引所として評判のAssassin FXはB-bookでした。こういう情報もしっかりと抑えておくことで、FX取引の安全を確保することができますよ。
FX Fairはデンジャースメルが凄いので撤退しましょう
それでは、これらの情報を踏まえておススメできないFX Fairについてお話しましょう。
実際に投資を行い、疑念が湧いてきたり、とにかく早く手を引きたいという人に向けたアドバイスです。
ポイント①出金は迅速に
問題が発生している取引所への投資を早くやめたいときは、迅速な出金が求められます。
「ゆっくりやればいい」と待っていては大損をする可能性があります。
また出金自体ができなくなる可能性もあるので、速攻で申請をお願いしますね。
ポイント②証拠保全は完璧に
次に重要なのが証拠保全。
これはあなたが詐欺にあったときに重要な役割を果たします。
出金の問題が発生した場合や不適切な行為が疑われる場合など、それらを示す証拠の画面キャプチャや録画などが必要となります。
これらは後々、「どのように詐欺にあったのか」、「どのような不適切な行為があったのか」を訴える際に必要です。
「証拠がないと裁判を起こしても勝てない」と言う人がいますが、これは本当です。
証拠があるかないかで、まあ裁判とかは別としても結果が大きく異なることを覚えておいてください。
ポイント③モメたら速攻で弁護士へ相談しましょう
そして最後のポイント。
それは、問題が発生したらすぐに弁護士へ相談することです。
FXや仮想通貨詐欺対策に詳しい弁護士だと、迅速で適切なアドバイスを得られます。
まとめ
「なぜAssassin FXは危険なのか」「FX Fairを使ってはいけない理由」わかっていただけたのではないでしょうか。
不正だらけの取引所に対して、「なんとかしてやる!」と意気込んでいただければ幸いです。
私たちも一緒にこの戦いに立ち向かってまいります。
これからも良質な情報を提供して、みなさんのサポーターとして頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
なんでもしますからぁ!(なんでもするとはいってない)
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