皆さん、こんにちは。今回は、世界が注目する中東の緊張地帯、ガザとイスラエルの最新情勢について解説します。
そして、その影響が我々の投資にどのように影響を及ぼすのか、また、日本で気をつけるべきことは何か、具体的にお伝えします。
さて、この衝突、一体何が起きているのでしょうか?
また、なぜイスラエルとパレスチナは対立し続けているのでしょうか?
今回は割とガチのマジの話なのでおふざけなし。
割としっかり調べてまとめました。だいたい読むのに3分かかります。
ただ、こういうの読んでおかないと投資の面でも、あと家族・同僚・上司との会話で教養が無いって思われるかもしれません。
だから今回はマジメに書いています。
・・・え?
筆者がおふざけなし=崩壊オンエア、ですか?
その話はダ~メだって。
ありゃマジだからそっとしておきましょうね。はい。
【分かりやすく解説】ガザとイスラエルで今何が起きている?
ここでは、2023年10月7日以降に発生したガザとイスラエルの衝突状況について詳しく解説します。
なぜ突如として衝突が起きたのか、その背景や原因、そして今後の展開について、一つ一つ丁寧に説明していきます。
発端はハマスの攻撃
直接的な衝突の発端は、パレスチナの武装組織であるハマスがイスラエルに対して、過去最大規模の攻撃を開始したことにあります。
ハマスは、イスラエルに対する抵抗の一環として、ロケット弾や自爆テロを頻繁に行ってきましたが、今回の攻撃はその規模と激しさでこれまでのものとは一線を画しています。
イスラエルが今していること
ハマスの攻撃に対して、イスラエルは報復措置としてガザへの地上侵攻を用意しています。
イスラエル軍は、ハマスの攻撃に対する防衛の一環として、ガザ地区に対する空爆を行い、ハマスの指導者や兵士を標的にしているのです。
今後のシナリオは?停戦するの?
一方で、停戦に向けた動きも見られますが、イスラエルのネタニヤフ首相はこれを否定しています。
イスラエル側からは「現在、外国人の避難と引き換えにガザ地区での停戦と人道支援はない」との声明が出されており、イスラエルがハマスの攻撃を許さず、必要な措置を取る意志を示していると言えるでしょう。
速報①:バイデンさんイスラエル訪問予定
さらに、アメリカのバイデン大統領がイスラエルを訪問する予定があるとの情報が入ってきました。
バイデン大統領は、イスラエルとパレスチナの和平を目指しており、この訪問がその一環と考えられます。
速報②:バイデンさん訪問はやっぱりなくなりました
が、しかし。
これは今日(2023年10月18日)朝に入ってきたニュースなんですが、直前にパレスチナ自治区ガザ北部の病院が攻撃を受け、少なくとも500人が死亡したとの報道があり、バイデン大統領の訪問は中止となりました。
また、この攻撃を受けて、バイデン大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長との会談も中止となりました。
この情勢がどのように進展するのか、今後の動向に注目が集まっています。
【そもそも】イスラエルとパレスチナはなぜ対立してるの?
イスラエルとパレスチナの対立は、その歴史を遡ることなくして理解することは難しいです。
それぞれの立場、思想、そして歴史的背景が複雑に絡み合い、現在の状況を生み出しています。
そこでここでは、その対立の原因となった過去の出来事を振り返り、なぜ今、衝突が起きているのかを解説します。
衝突の芽はイギリスによる「三枚舌外交」
イスラエルとパレスチナの対立のきっかけは、遡ること約100年前、第一次世界大戦の時代(1910年代半ば)にまでさかのぼります。
当時のイギリスは、戦争資金の調達のために、ユダヤ人コミュニティに「パレスチナへのユダヤ国家建設を支持する」という書簡を送りました。
これが「バルフォア宣言」。
一方で、イギリスはアラブ民族主義も利用するべく、イスラムメッカの太守フセインに対して「アラブの独立支持を約束する」という書簡を送りました。
これが「フセイン・マクマホン協定」です。
※間違う人が多いですが、サダム・フセインとは全くの別人です
さらに、フランスとは、戦争終結後はパレスチナを分割するという「サイクス・ピコ協定」を秘密裏に結びました。
これらの行動が、ユダヤ人とアラブ人がパレスチナの地を巡って対立する契機となったのです。
ナチスによるユダヤ人迫害により待望されるユダヤ人国家建設
1930年代以降、ナチスはユダヤ人迫害政策を進めました。
特に「ホロコースト」と呼ばれるユダヤ人などに対する組織的な絶滅政策・大量虐殺は世界に衝撃を与えました。
この影響で「ユダヤ人国家建設」という主張が力を持つようになります。ユダヤ人たちは自分たちの国を持つことで、再び迫害に遭うことなく安全に生きることができると考えたのです。
国連総会での決議(1947年)
第二次世界大戦後、国連はパレスチナの土地にアラブとユダヤの二つの国家を作る「パレスチナ分割決議」を採択しました。
しかし、この決議に対してアラブ系住民とアラブ諸国からは猛反発が起こります。ま、そりゃそうだ。
第一次中東戦争(1948〜1949年)
1948年、ユダヤ国民評議会はテルアビブにおいてイスラエル国の独立宣言を行いました。
これを受けてアラブ側5カ国(レバノン、シリア、トランスヨルダン、イラク、エジプト)が戦争を宣言します。
当初は戦力の圧倒的な差でアラブ側が優位に立ちましたが、最終的にはイスラエルの事実上の勝利で終わることになります。停戦後もイスラエルは独立国としての地位を固め、国連による分割決議より広大な地域を占領する事となりました。
その一方で、多くのパレスチナ難民を生むことになり、これが現在のパレスチナ難民問題の原因となっています。
この辺から、パレスチナ問題の話題になってきます。はい。
第二次中東戦争(1956〜1957年)
「スエズ戦争」や「シナイ作戦」とも呼ばれるこの戦争は、エジプトがスエズ運河を国有化したことが背景にあります。
イギリス・フランスとイスラエルが密約を結び、エジプトに侵攻しましたが、国連が介入して停戦となることで幕を下ろすのです。
第三次中東戦争(1967年)
6日間で終結したため「六日戦争」とも呼ばれます。
え?
「僕と駐在さんの700日戦争」も関係あるかって?
無いわい。グレート井上くんも出てきません。
いやネーミングはここから来てるかもしれないけど、あんな平和的な感じじゃないです。もちろん。
この戦争ではイスラエルの空軍がアラブ各国の空軍基地に奇襲攻撃を行い、イスラエルの一方的な勝利に終わり、イスラエルはガザ地区、ヨルダン川西岸(東エルサレムを含む)、ゴラン高原を占領します。
これらの地域は今でもイスラエルが自国領としていますが、国際的には受け入れられていません。
相次ぐテロ
はい。ここから日本出てきます。
1972年には、日本赤軍のメンバー三人が、テルアビブのロッド空港において、無差別虐殺をはかり、100人強が死傷する「テルアビブ空港事件」が発生。
同年、ミュンヘンオリンピック選手村のイスラエル選手宿舎をパレスチナ人テロリストが襲撃し、選手9人が殺害される「ミュンヘンオリンピック事件」も発生しました。
この様にテロが大量に発生しており・・・
で、だ。
こういった経緯を知ってか知らずか、数十年後のいま、ナウ、令和の時代に、赤坂TBSが今回やらかしたことでも多少ネットがザワついています。
何をやらかしたかって、まあやらかしたかどうかは置いておいて(マイルドな表現)、テルアビブ空港事件の犯人である奥平剛士の結婚相手であり、のちに日本赤軍として犯罪行為を現地で行った「重信房子」の娘を、中東情勢解説に起用したんですね。
これにはギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使もブチ切れ。会見で名指し発言が飛び出す一幕もあった、というわけです。
第四次中東戦争(1973年)
時は進んで1973年。
「ヨム・キプール戦争」や「十月戦争」などとも言われるこの戦争は、イスラエルに占領された領土の奪回を目的としてエジプトとシリアの軍がイスラエル軍に対して攻撃を行いました。
その後アメリカなどの支援もあってイスラエルの勝利に終わりましたが、この戦争がきっかけとなり第1次オイルショック(第1次石油危機)が発生し、日本にも大きな影響が起こりました。
いや筆者生まれてないんですけど、祖父母に聞くとまあ、当時はすごかったらしいです。はい。
パレスチナ解放機構(PLO)がパレスチナの代表に
パレスチナ解放機構(PLO)が1964年に創設され、1969年にはヤーセル・アラファトが第3代議長となりました。
そして1974年のアラブ連盟首脳会議で満場一致でPLOは「パレスチナ唯一の代表」となります。ここ大事です。はい。
オスロ合意(1993年)とイスラエル・ヨルダン平和条約調印(1994年)
1993年、イスラエルとアラファト議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)の間でいくつかの協定が同意され、これがオスロ合意となりました。
これにより、PLOを基盤としたパレスチナ自治政府によるヨルダン川西岸及びガザ地区の自治が始まりました。
また、1994年にはイスラエル・ヨルダン平和条約が調印され、イスラエルはヨルダン、ユダヤ・サマリア地区の領有権を放棄することになります。
しかし、一方で、イスラエルに対する、アラブ・イスラム原理主義者によるテロが激化しました。
【このアラブ・イスラム原理主義者のひとつが、今回名前をよく聞く「ハマス」です。】
なお、他にも「イスラーム聖戦」や「ヒズボラ」などがアラブ・イスラム原理主義者です。
で。こっからちょっと日本に関係あります。
『進め!電波少年』。
知ってる人いるかな~~~。
「好感触♡」
って、わかる人いるかな~~~。
まあ、そういうバラエティがあったんですよ昔。
で、当時はバラドル全盛時代で、かつテレビが大らかだった時代。
松本明子がアラファト議長と『てんとう虫のサンバ』のデュエットを試みる突撃企画をやったのが1995年。
え?どんな崇高な目的があったのか、ですか?
いや、無いと思いますよ。
ちょっとWikipediaから出典しますね。
<進め!電波少年の代表的なアポ無し企画>
◆アラファト議長とデュエットしたい!
ヤーセル・アラファートに会いに、松本はパレスチナからヒッチハイクを重ねて議長府に訪れた。
銃を持った警備員がいたためアポ無しで突撃はできず、建物の前で数時間待った。
その後アラファトの関係者の若者が現れ、交渉の末、5分だけの条件でアラファトとの面会を許可された。
裸で身体検査をした上で部屋に通された松本は、アラファトを目の前に携帯カラオケマイクを持って、「てんとう虫のサンバ」の冒頭を替え歌にして「アラファト私が夢の国」と歌った。
アラファトと一緒にデュエットで歌ってほしいという企画だったが、歌を知らないアラファトには歌ってもらえなかったものの、面会に通されて歓迎された。
ちなみに松本は、会った時点で嬉しくて「アラファトさ~ん」とハグしようとしたが、警備員たちの銃の安全装置を外す音を聞いて、慌ててハグを辞めたという。
後年アラファトが逝去した際は、ナオト・インティライミとともに直接面会した数少ない日本人として松本に取材が殺到することになった。
~~~
>アポ無し
>アポ無し
>アポ無し(つд⊂)ゴシゴシ
>銃の安全装置を外す音を聞いて
>銃の安全装置を外す音を聞いて
>銃の安全装置を外す音を聞いて( ゚д゚)
余談ですが、おそらく当時の環境的に警備員の銃っていったらまあ自動小銃のAK47あたりだと思うんですけど(※違ったらゴメン)、あれ安全装置が結構デカイんですよ。セレクターレバーっていうんですけど。それを外すって、もう相当ですからね。
これはもうね。
ハッキリ言うと、当時の番組制作サイドがあたおかだったんだと思います。深夜3時の会議とかだったんじゃないでしょうか。はい。
まあ~~~、コレとんでもねえ番組でしたからね。特に驚くことはありませんが。
つまりイスラエル・ヨルダン平和条約調印の翌年に、日テレはこういうことをしたんですね。度胸がすごい。
・・・え?
- 「じゃあ松本明子が放送禁止用語を叫んでテレビ・ラジオから干された事件をまとめろ」
ですか?
いやアレは電波少年から更に10年くらい前の話で、オールナイトフジの生放送で「おまωこ!」って言っちゃっただけの事件ですから。
そもそも若い女のコをけしかけた鶴光と鶴太郎が悪いので取り上げません♡
(このネタわかる年代層が当サイトを見ているかどうか不安そうな顔をしながら)
アラファト議長の死去とハマスの台頭
2004年、PLOのアラファト議長が死去しました。一方で、勢力を伸ばし続けてきたハマスは2007年にはガザ地区の政権を握ることになります。
それ以降、ハマスとイスラエルの間では、何度か戦闘が繰り返されてきており、今回の衝突もその一環と言えるでしょう。
これらの事実を踏まえて、現在の衝突を理解することが重要です。
【今後】日本で気をつけることは?
で、だ。
イスラエルとパレスチナの衝突は、日本に直接的な影響を及ぼすものではありませんが、情報の取り扱いや投資に関する注意点など、日本人が気をつけるべきことはいくつかあります。
ここでは、その具体的なポイントを詳しく解説します。
フェイクニュース
最近では、SNSやインターネット上で様々な情報が飛び交っています。
その中には、事実と異なる情報や誤解を招くような情報、いわゆる「フェイクニュース」も含まれ、特に中東情勢については、事実と異なる情報が流れやすい傾向にあります。
これは、中東情勢が複雑で、事実関係が一般的に理解しにくいからです。フェイクニュースに騙されないためには、情報源を確認することが重要ですね。
信頼性のあるメディアや公的機関が発信している情報を優先的に参照しましょう。また、一つの情報源だけでなく、複数の情報源から情報を得ることで、情報の正確性を確認することも大切です。
え?
「しばゆーがてつやのてつやを晒した件もフェイクニュースか」
ですか?
だーかーらーその話題はダメだっての。
アレはマジでしょう。
だからそっとしておきましょう?ね??
中東情勢を悪用した詐欺
中東情勢を悪用した詐欺も増えています。例えば、最近ではウクライナ情勢を利用した詐欺が多発しています。
SNSを通じて、「ウクライナにいる日本人から暗号資産を送金してほしい」というメッセージが送られてくる事例が報告されています。
これと同様に、中東情勢を利用した詐欺が起こる可能性もあります。特に、投資に関連する詐欺には注意が必要です。
投資に関する情報は、専門的な知識を必要とするため、詐欺師にとっては騙しやすいターゲットとなります。
基本、
- ①人道支援とかいって無理な投資を強要するもの
- ②元本保証を約束するもの
- ③急ぎの取引を迫るもの
は詐欺の可能性が高いです。
悪質業者に金製品を売却してしまう
金価格が上昇すると、金製品の売却を持ちかけてくる悪質業者もいます。これは、現金に対する信用不安が浸透すると、金価格が上昇する傾向にあるから。
ま、専門家に相談しながら売買しましょう。それが一番です。
まとめ
さて、ここまでイスラエルとパレスチナの対立の歴史と現状、そしてそれが日本人に与える影響について詳しく解説してきました。
一言で言えば、「中東情勢は複雑だけど、それが日本にも影響を及ぼすこともあるし平和を祈っておきたいよね」ってことですね。
おさらいですが、イスラエルとパレスチナの対立は、遠い昔から続いている問題で、その原因は「土地と宗教」にあります。そして、その対立は今もなお続いており、その影響は世界中に広がっています。
特に、ハマスとイスラエルの衝突は、世界中のニュースで取り上げられていますよね。
しかし、この問題が日本にどう影響するのかというと、まず考えられるのが「フェイクニュース」や「詐欺」です。中東情勢を悪用した詐欺が増えているという報告があります。
また、金価格が上昇すると、それを悪用した詐欺も増える可能性があります。
そこで、皆さんには、情報を鵜呑みにせず、しっかりと情報を確認することをおすすめします。
また、詐欺に遭った場合は、専門家に相談することも大切です。特に海外事案については、FXや仮想通貨詐欺に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。
さて、ここまで読んでくださった皆さん、お疲れ様でした。
イスラエルとパレスチナの問題は、一筋縄ではいかない複雑な問題ですが、しっかりと理解しておくことで、自分自身を守ることができます。
これからも、最新の情報をお伝えしていきますので、引き続きご注目ください。
ほなまた。