
本件のポイント
- 案内されるアドレスが krxgoldtrade.com です。韓国取引所の公式 krx.co.kr とは別物になります。画面はオランダ語で表示され、運営会社の記載を確かめられませんでした。
- 金融庁がまとめている無登録業者の一覧を令和8年7月22日更新版まで確認しましたが、この名称は載っていません。「金融庁が警告した」と書く記事も出回っており、裏づけを取れませんでした。
- 報告されている入金は個人名義の銀行口座への振込が中心とされ、口座に着目した対応が視野に入ります。ただし、被害回復が必ず保証されるものではありません。
「KRX Gold Tradeに入金したのに、出金の申請が通らない」
「税金や手数料を先に払わないと引き出せない、と言われた」
そうした状況で名称を検索し、このページに行き着いた方が多いのではないでしょうか。
先に整理しておくと、この取引プラットフォームには相手として信頼できるかどうかを確かめようのない点が重なっています。
「KRX」の3文字と「Gold Trade」が並ぶ名称は、公的な取引所の後ろ盾があるように読めます。
ところが、両者を結びつける材料は見つかりませんでした。
詐欺の被害に遭うのは、あなたの落ち度ではありません。信じてしまうよう、順序を組んで近づいてくるためです。
送金したお金については、状況によって回収へ向けて動ける場合もあります。早く動くほど選べる手段は増えますが、被害回復が必ず保証されるものではありません。
- 1 KRX Gold Tradeとは?サイトの実体と韓国取引所との違い
- 2 KRX Gold Tradeの勧誘から出金拒否までの流れ
- 3 KRX Gold Tradeの口コミ・被害報告が見つからない理由
- 4 「金融庁が警告した」という記述をうのみにしない
- 5 独自調査でわかったKRX Gold Tradeの実態
- 6 KRX Gold Tradeに送金してしまったときにすべき3つのこと
- 7 KRX Gold Tradeの返金可能性|個人名義口座への振込という手がかり
- 8 KRX Gold Tradeの返金をうたう相手に共通する特徴
- 9 よくある質問|KRX Gold Tradeの疑問点
- 10 まとめ
- 11 免責事項
KRX Gold Tradeとは?サイトの実体と韓国取引所との違い

名称に「KRX」を掲げてはいるものの、韓国の公的な取引所とは切り離して運営されているサイトです。
この案件を読み解くには、「KRX」という3文字が本来どこを指すのかを先に押さえておくと迷いません。
まずは実在する組織から、次に今回のサイトへ、と順に確認していきます。
韓国取引所(KRX)とKRX金市場は実在する公的な仕組み
KRXは、Korea Exchange(韓国取引所)を短くした呼び名。韓国で唯一の総合取引所を指す言葉です。
2005年の統合によって生まれ、本拠は釜山に置かれています。
株式のほか、債券やデリバティブ、原油や金まで幅広く扱う機関。
公式のアドレスは krx.co.kr で、英語圏向けには global.krx.co.kr が用意されています。
この機関は、金地金を扱う「KRX金市場」の運営も担ってきました。2014年に韓国政府が主導して開いた市場です。
地金の保管と決済は韓国預託決済院(KSD)が担当し、純度の証明は韓国造幣公社(KOMSCO)が受け持ちます。
参加の窓口になるのは、韓国国内の証券会社です。SNSで知り合った相手の紹介で、日本に住む個人が直接口座を開くという形にはなっていません。
サイトの実体は暗号資産取引所ふうの画面
今回案内されているのが krxgoldtrade.com。公式の krx.co.kr とはつながりのない独立したドメインです。

トップページには、信頼性・安全性・処理の速さを前面に押し出した宣伝文句が並びます。
金取引を名乗る名称でありながら、実際に扱われているのはイーサリアムやソラナ、ビットコインといった銘柄です。価格の建て方はUSDTでした。
備わっている機能も、コピー取引や招待制度、Futures、入出金といった顔ぶれ。金地金を売買する場とは中身が異なります。
目を引くのが、画面の文字がオランダ語のまま置かれている点です。日本の居住者に勧めているのに、言語が合っていません。
別の地域向けにつくられた雛形を、そのまま流用している可能性が浮かびます。
実在する事業者の名前だけを借りて信頼を流用する形は、FOREX.comを名乗る投資詐欺でも同じ構図が見られました。
KRX Gold Tradeの基本情報
公開されている情報を並べると、運営の主体にたどり着ける項目がほとんど残りません。
法的な整理や相談の進め方については、ART法律事務所によるKRX Gold Tradeの詳しい解説もあわせてご確認ください。
| 名称 | KRX Gold Trade |
|---|---|
| サイトのアドレス | krxgoldtrade.com |
| 画面の言語 | オランダ語 |
| 扱われている銘柄 | イーサリアム、ソラナ、ビットコイン等(建て値はUSDT) |
| 備わっている機能 | 入出金、コピー取引、招待制度、Futures |
| 会社情報の記載 | 社名・所在地とも確かめられず |
| 問い合わせ先 | 個人のTelegramアカウント |
| 金融商品取引業の登録 | 確かめられず |
| 報告されている入金先 | 個人名義の銀行口座 |
| ドメインの登録日 | 2025年3月8日 |
KRX Gold Tradeの勧誘から出金拒否までの流れ

報告されている流れは、親しくなる段階、信じさせる段階、引き出せなくする段階の3つに分けて読むと理解しやすくなります。
いずれの段階も、いきなり大金を求めるつくりにはなっていません。少しずつ判断の基準をずらしていく設計です。
では、順を追って見ていきましょう。
SNS・マッチングアプリでの出会いが入り口になる
勧誘は、SNSやマッチングアプリ上での出会いから始まる例が目立ちます。
会話を重ねて距離が縮まった頃合いに、資産運用の話題が差し込まれます。そこでこのプラットフォームの名前が出てくる、という順序。
投資そのものより先に、相手との関係を築くことへ時間をかけるのが特徴です。
恋愛感情を挟んで信頼をつくる型は、国民生活センターもロマンス投資詐欺への注意喚起を出している領域です。
少額入金と一度きりの出金で「引き出せる」と思わせる
最初の入金額は小さく設定され、しかも一度は出金に応じてもらえる、という運びが確認されています。
入金した直後から、画面の数字は増えていきます。
そして少額の引き出しが通ることで生まれるのが、「ここは出金できる場所だ」という印象。
グループに招かれている場合、他の参加者が日々の成果を書き込む様子も目に入ります。過去の送金実績とされる画像が回ってくることもあるようです。
この段階で信頼ができあがったところに、増額や追加の送金を促す誘いがかかる、という順番。
暗号資産の取引所らしく見せる画面を使った事例としては、EdgeXを名乗る投資詐欺の記録も残っています。
出金申請後、税金・手数料を口実に追加入金を求められる
まとまった額の出金を申し出た段階で、手続きが進まなくなるという報告が寄せられています。
そこで持ち出されるのが、税金や手数料といった名目です。先に払わなければ引き出せない、という説明が続きます。
ただし、画面に並ぶ利益は運営側が表示している数字にすぎません。実際に引き出せる残高と同じとは限らないわけです。
追加の支払いを求められた場面は、被害がふくらむ前に手を止められる分岐点でもあります。
払ってしまう前に、いま置かれている状況を整理しておきたいところ。
KRX Gold Tradeの追加入金を求められている状況をART法律事務所に無料で相談するという方法は、覚えておいて損はありません。
KRX Gold Tradeの口コミ・被害報告が見つからない理由

調べた範囲では、実際に利用した人の書き込みを見つけられませんでした。
体験談が出てこないと、判断の材料がないまま宙ぶらりんになります。とはいえ「情報がない」という事実そのものが、ひとつの手がかり。
どこを、どう調べたのかを含めて記録しておきます。
知恵袋・X・掲示板では該当する投稿を確認できなかった
Yahoo!知恵袋、X、5ch、ガールズちゃんねるを対象に絞り込み検索をかけましたが、この名称を扱う投稿は見当たりませんでした。
Q&Aサイトで引っかかったのは、金地金の売却相場や、似たつづりを持つ別サービスの質問ばかり。
Xでも同様に、韓国取引所の銘柄コードや、まったく別のアカウント名がヒットする状態でした。
被害が存在しないという意味ではありません。相談を受けた案件が実在する一方で、被害者が公の場に書き込んでいないだけ、という読み方が自然です。
投資の失敗を人に知られたくないという心理は、この種の被害に共通します。書き込みが少ないほど、外から実態が見えにくくなるわけです。
検索結果を占めているのは出所不明の記事群
名称で検索したとき上位に並ぶのは、海外のブログサービスに投稿された日本語記事でした。
多くは「被害者は取り戻せた」という筋書きで、末尾に大量のキーワードがぶら下がっています。書き手が誰なのかは、どこにも書かれていません。
同じ文面が別々のアカウントから何本も投稿されており、体験談というより量産された宣伝物に近い形です。
本記事では、こうした出所の追えない発信を根拠として扱っていません。
「金融庁が警告した」という記述をうのみにしない

検索結果には「金融庁が正式に警告対象へ加えた」と書く記事が並びますが、公表資料をあたる限り、その裏づけは取れませんでした。
被害に気づいた直後は、断定的な書き方ほど信じたくなるもの。だからこそ、確かめる順番が大切になります。
ここでは、実際に何を見て、どう判断したのかを開示します。
一次情報にあたって確認した結果
金融庁のページを直接開き、警告書を出した海外所在業者の一覧をさかのぼって確認しましたが、この名称は見当たりませんでした。
確認したのは、令和8年7月22日に更新された版です。掲載は新しい順に並んでおり、令和8年7月から平成29年までさかのぼって照合しました。
つまり「最新のリストに加えられた」という記述は、公表資料と食い違います。出典が示されていない断定は、いったん保留するのが安全です。
こうした記事の多くは、末尾で特定の連絡先や「専門家」へ誘導する構成になっています。二次被害の入り口になりかねません。
KRX Gold Tradeの情報を自分で確かめる3つの入り口
誰かの解説を読む前に、公開されている一次資料を自分の目で見るほうが確実です。
- 金融庁の無登録業者の一覧を開き、ページ内検索で名称を探す
- ICANN Lookup にドメインを入力し、いつ登録されたのかを見てみましょう
- 名乗られている組織の公式アドレス(今回であれば krx.co.kr)と、案内されたアドレスを並べて比べる
3つとも所要は数分ほど。順番に見ていくだけでも、判断の土台はかなり固まります。
独自調査でわかったKRX Gold Tradeの実態

登録の有無、ドメインの素性、問い合わせ先という3つの角度から確かめました。
結果として浮かび上がったのは、運営の主体をたどらせない作りが幾重にも重なっている状況です。
順に見ていきます。
金融商品取引業の登録は確認できなかった
登録済みであることを裏づける材料は、どこにも見つかりませんでした。
拠点が海外にあっても、日本の居住者へ投資を勧誘して業として取引を行うなら、金融商品取引法にもとづく登録が要ります。無登録での営業は禁じられています。
ところが、そもそも運営する会社の名前が表に出ていません。照合しようにも、照合の対象が存在しない状態です。
あわせて金融商品取引業者等の登録一覧も参照しましたが、該当は出てきませんでした。
注意したいのは、名前が載っていないからといって適法とは限らない点。金融庁自身、掲載のない相手が無登録で営業している場合もあると同じページで断っています。
登録の有無だけでは判断がつきません。迷ったときはKRX Gold Tradeの返金についてART法律事務所の無料相談で確かめるという道もあります。
ドメインの登録情報から見えること
ICANN Lookupで読み取れた内容を整理すると、次のようになります。
| 対象ドメイン | krxgoldtrade.com |
|---|---|
| 作成された日 | 2025年3月8日 |
| 直近の更新 | 2026年5月11日 |
| 運用の長さ | 約518日(2026年8月8日時点/およそ1年5か月) |
| 登録を扱った事業者 | Gname.com Pte. Ltd.(シンガポール/IANA ID 1923) |
| 登録者の表示 | プライバシー保護により非公開(表示は国コードの PH のみ) |
| ネームサーバー | Cloudflare の2ホスト(emma.ns.cloudflare.com / jerry.ns.cloudflare.com) |
| ドメインの状態 | clientTransferProhibited |
読み取れるのは、運営者にたどり着く手がかりが幾重にも絞られている状況です。氏名も所在地も表に出ていません。
正規の韓国取引所であれば、運営主体も所在地も公開されています。名称から受ける印象と、客観的に確認できる事実との落差は小さくありません。
この点は返金を考えるうえでも効いてきます。送金先や運営の主体をどこまで絞り込めるかが、取りうる手続きを左右するためです。
問い合わせ先が個人のTelegramアカウントに移る
サイト上の問い合わせ導線をたどると、会社の窓口ではなく個人のメッセージアプリへ着きます。

画面の右下に置かれたアイコンをタップした先で開くのは、Telegram上の個人アカウントでした。

利用者の資金を預かる立場であれば、会社としての連絡先を明示するのが通常の形です。
社名も所在地も特定商取引法に基づく表記も見当たらず、窓口は個人アカウント。正体を確かめる手段が、ほとんど残されていません。
KRX Gold Tradeに送金してしまったときにすべき3つのこと

本件でまず手をつけたいのは、振込先の口座情報を確定させることです。
報告されている入金は、個人名義の銀行口座への振込が中心とされています。
口座を特定できるかどうかが、その後の手続きを大きく左右する部分。
暗号資産が中心の案件とは、取るべき順番も変わってきます。
1. 振込先の個人名義口座と、krxgoldtrade.com で見えていた画面を保全する
最優先は、お金がどこへ動いたかを示す記録です。
銀行の振込明細、受取人の口座名義と口座番号、振込日時。
この3点がそろっていれば、相手方の口座を出発点にした対応を検討しやすくなります。
あわせて、残高の表示、利益として示された数字、入出金の履歴も画面ごと保存しておきましょう。
ブラウザのアドレス欄まで入れて撮っておくと、どのサイトの画面なのかを後から示せます。
サイトは予告なく閉じられることも。手元にあるうちの保存が、そのまま材料の量に直結します。
2. 「出金税」「保証金」名目の追加入金には応じない
追加の入金を求められている段階なら、そこで止めることで被害の総額を抑えられます。
税金、手数料、保証金。名目はいくつかありますが、共通するのは「先に外部から現金を入れさせる」という構造です。
本来、必要な費用があるなら出金額から差し引けば済む話。別口座への振込を条件にする理由は見当たりません。
払っても引き出せる保証はなく、むしろ次の名目が続く展開も報告されています。
すでに払ってしまった分があっても、そこから先を止める判断には意味があるでしょう。
3. Telegramのやり取りと送金履歴を時系列にまとめる
相手とのやり取りは、勧誘の経緯を示す資料になります。
Telegram上の会話、相手が名乗っていた表示名、プロフィールの画面。
グループに招かれていたなら、その一覧も控えておきましょう。
SNSやマッチングアプリで最初に接触した時点までさかのぼれると、経緯がつながります。
「いつ、いくら、どこへ」を一覧にしておくと、相談の場で状況を伝える時間が短くなるはずです。
暗号資産で送った分がある場合は、送金先のアドレスと取引IDも忘れずに。
KRX Gold Tradeの返金可能性|個人名義口座への振込という手がかり

回収の見通しを分けるのは、送金の相手をどこまで絞り込めるかという点にあります。
すでに見たとおり、運営者の身元は表に出ていません。
サイト側から相手をたどるのは、そう簡単ではありません。
そのぶん、送金の経路が数少ない手がかり。手段ごとに、取りうる道筋を整理してみましょう。
国内の銀行口座へ振り込んでいた場合
相手方の口座に着目した対応が、最初の選択肢になります。
詐欺に使われた口座については、振り込め詐欺救済法という枠組みが用意されています。
凍結が間に合い、口座に資金が残っていた場合には、被害回復分配金の支払を受けられる可能性。
ただし、残高がすでに引き出されていれば分配の原資はありません。
この点は、率直に押さえておく必要があるでしょう。
また、弁護士会照会という制度を通じて振込先の名義を照会し、相手方の特定へつなげる道もあります。
だまし取る意思で送金させた行為には、刑法246条の詐欺罪が問題となり得ます。
相手を特定できれば、民法709条にもとづく損害賠償請求という組み立ても検討できるでしょう。
暗号資産(USDT)で送っていた場合
この場合、振り込め詐欺救済法は使えません。
同法が対象としているのは金融機関の預貯金口座であり、暗号資産の送金は枠の外に置かれています。
代わりに軸となるのが、法律上の理由なく利益を得た相手への返還請求、いわゆる不当利得返還請求(民法703条)です。
送金先のアドレスと取引IDが残っていれば、経由した取引所をたどる余地も生まれます。
とはいえ、国内口座のケースより難度が上がるのが実情。
どちらの手段で送ったのかによって、初動がまるごと変わってきます。
相談の場で確かめておきたいこと
相談は、返金できるかどうかを断定してもらう場ではありません。
確かめたいのは3点。手元の記録でどこまで相手を特定できそうか、という見通しです。
あわせて、どの手続きが現実的か、費用がどれくらいかかるのかも聞いておきましょう。
ART法律事務所は初回相談を無料としており、状況を調べる費用も求めていないとされています。
相談だけで終えても構いません。
早い段階ほど口座に資金が残っている確率は上がります。ただし早く動いたからといって、被害回復が保証されるわけではありません。
見通しを一度整理しておきたい方には、KRX Gold Tradeの返金に向けてART法律事務所の無料相談を利用するという手も残されています。
話を聞いたうえで、無理に依頼へ進む必要はありません。
KRX Gold Tradeの返金をうたう相手に共通する特徴

体験談が乏しい案件ほど、検索結果を占めている発信に判断をゆだねやすくなります。
本件では、出所の追えない記事が上位に並んでいました。
その多くは、末尾で特定の連絡先へ誘導する構成。
次のような特徴が見えたら、いったん距離を置いて確かめたいところ。
- 全額を取り戻せると成功を断言してくる
- 調査費や着手金の名目で、先に金銭を求める
- 依頼していないのに、電話やメッセージが突然届く
- 氏名も所属も名乗らず、連絡先だけが示されている
報酬を得る目的で法律事務を扱えるのは弁護士に限られており、資格のない者が代理交渉を請け負うことは弁護士法72条で禁じられています。
依頼する前に確かめたいのは、氏名、所属弁護士会、登録番号の3点。
日本弁護士連合会の弁護士検索を使えば、実際に登録されているかを照合できます。
よくある質問|KRX Gold Tradeの疑問点
案内されたURLが krxgoldtrade.com でした。実在する韓国取引所の公式サイトはどれですか?
公式に使われているのは krx.co.kr で、英語圏向けが global.krx.co.kr になります。
今回案内されたものとは、別のドメインです。
KRX金市場の参加窓口は韓国国内の証券会社。SNSの紹介で日本の個人が直接口座を開く形にはなっていません。
「金融庁が警告対象に加えた」と書かれた記事を見ましたが、事実ですか?
金融庁の公表資料を直接あたった範囲では、裏づけを取れませんでした。
令和8年7月22日に更新された海外所在業者のリストを古い年次まで追いましたが、掲載はありませんでした。
出典を示さない断定は、いったん保留するのが安全でしょう。
Xや知恵袋で体験談が見つかりません。被害は起きていないのですか?
書き込みがないことと、被害がないことは別の話です。
投資の失敗は人に知られたくないという心理が働き、公の場に残りにくい傾向があります。
相談として寄せられている案件は実在するため、情報が少ない状態こそ慎重に読みたい局面。
入金先が個人名義の銀行口座でした。暗号資産で送った場合と何が違いますか?
国内の銀行口座なら、振り込め詐欺救済法を使った口座の凍結が視野に入ります。
口座に資金が残っていれば、分配を受けられる可能性も出てきます。
暗号資産の送金は同法の対象外となるため、不当利得返還請求など別の組み立てが必要です。
まとめ

本記事で確認できた事実を、あらためて整理しておきます。
- 案内されるアドレスは、韓国取引所の公式サイトとは別のドメインだった
- 画面はオランダ語表示で、扱われていたのは暗号資産。運営会社の記載も見当たらない
- 金融庁の一覧を令和8年7月22日更新版まで確認したが、この名称は載っていなかった
- 「金融庁が警告した」と書く記事は複数あるものの、公表資料と食い違っていた
- 入金先は個人名義の銀行口座が中心とされ、口座に着目した対応を検討できる
判断に迷う段階でも、記録を残しておくことに損はありません。ただし、被害回復が必ず保証されるものではありません。
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の法令および一般的な法的見解に基づいています。
個別の事案への適用については、必ず専門家(弁護士等)にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。









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