Vantage Pro(vantages.cc)は投資詐欺?返金方法と被害の手口

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■ 本件のポイント

  • Vantage Pro(vantages.cc)は、オーストラリアの大手CFDブローカー「Vantage Trading」の名称を悪用した可能性が高い投資詐欺サイトで、LINE広告を入口にグループLINE「資産最適化取引チーム」へ誘導する手口が確認されている
  • 出金を申請すると「税金」「サービス料」など複数の名目で追加送金を求められ、最終的に資金が引き出せなくなるパターンが報告されている
  • ART法律事務所はVantage Proについて金融庁への情報提供を実施済みで、被害に遭った場合は早めに専門家へ相談することで返金の可能性を探ることが可能
Vantage Pro投資詐欺の全体像のインフォグラフィック

「Vantage Proに入金したけれど、出金できない…」
「『税金』や『サービス料』を払わないと引き出せないと言われた…」
「LINEで紹介された投資サイトなのに、連絡が取れなくなった…」

もしこのような状況に直面しているなら、Vantage Pro(vantages.cc)は投資詐欺の可能性が高いと考えられます。

Vantage Proは、オーストラリアに本拠を置く大手CFDブローカー「Vantage Trading」の名称を悪用した偽サイトとみられ、LINE広告から「資産最適化取引チーム」と称するグループLINEへ誘導し、出金時に名目を変えて追加送金を要求する手口が確認されています。

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巧妙に設計された手口によって、多くの方が同じような被害に遭っています。

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目次

Vantage Pro(バンテージ プロ)とは?偽サイトの正体と被害の実態

Vantage Pro(バンテージ プロ)は、ドメイン「vantages.cc」で運営されている投資プラットフォームを名乗るサイトです。ただし、運営者の実態や金融庁への登録は確認できず、後述する独自調査の結果から、実在する大手CFDブローカー「Vantage Trading」の名称を悪用した偽サイトの可能性が高いと判断されます。

ART法律事務所は、Vantage Proに関する投資詐欺の相談を受け、金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ情報提供を実施済みです。(参照:ART法律事務所「Vantage Proに関する投資詐欺のご相談を受け、金融庁へ情報提供いたしました」

以下では、Vantage Proの基本情報、金融庁への情報提供内容、そして名称が悪用された正規企業との関係について整理します。


Vantage Proの基本情報

Vantage Pro(vantages.cc)の確認できる基本情報を下表に整理します。なお、運営会社名や所在地は公式に開示されておらず、Whois情報も匿名化されています。


Vantage Proのトップ画面
Vantage Proのトップ画面
サイト名Vantage Pro(バンテージ プロ)
ドメインvantages.cc
表記言語日本語
運営会社・所在地記載なし(Whois情報も匿名化)
金融庁への登録未登録
誘導経路LINE広告 → グループLINE「資産最適化取引チーム」
主な訴求内容投資による高利益・専門家による指導
確認された追加請求名目税金、サービス料

Vantage Proのトップ画面では、「vantage」のロゴと「お帰りなさい!」のメッセージが表示され、「入金」「出金」「ウォレット」「友達を招待する」といった金融サービス風のメニューが配置されています。一見すると正規の取引プラットフォームのような外観ですが、実体のある運営主体は確認できません。


ART法律事務所による金融庁への情報提供内容

ART法律事務所は、Vantage Proに関する金融庁への情報提供を実施済みで、提供内容の概要は以下のとおりです。

サイト名Vantage Pro(vantages.cc)
グループLINE名資産最適化取引チーム
SNSの種類LINE(広告)
なりすまし先Vantage Trading(オーストラリア・シドニー所在の大手CFDブローカー)
クローズドチャットへの誘導あり
遷移先ウェブサイトあり(vantages.cc)

参照:「Vantage Pro(バンテージ プロ/資産最適化取引チーム)」を騙る投資詐欺のご相談を受け、金融庁へ情報提供いたしました

金融庁では、無登録の海外業者によるSNS型投資詐欺について警告を発しており、SNS上の投資詐欺が疑われる広告に関する情報を広く受け付けています。Vantage Proのケースは、こうした警告事例と手口の特徴が一致するため、ART法律事務所は被害拡大の防止を目的として通報を行ったものです。


「Vantage Pro」の名称と正規企業Vantage Tradingとの関係

Vantage Proが悪用していると考えられる正規企業「Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)」は、2009年に設立されたオーストラリアに本拠を置く世界的なCFDブローカーです。オーストラリア証券投資委員会(ASIC)や英国金融行動監視機構(FCA)、ケイマン諸島金融庁(CIMA)など複数の金融ライセンスを保有しており、世界100カ国以上でサービスを提供しています。

ART法律事務所の弁護士の見解としては、Vantage Proという名称は、実在する「Vantage」ブランドに「Pro」を付加することで、正規の上位プランや専門家向けサービスを連想させ、利用者の警戒心を弱める意図があった可能性が指摘されています。ただし、こうした「派生ブランド名型」のなりすましは、正規企業との関係性が公式には一切確認できない点に注意が必要です。

正規のVantage Tradingは、SNSのダイレクトメッセージやLINEグループで個別に投資を指導したり、入金先として個人名義の口座を指定したりすることはありません。本物の組織は法規制を遵守し、健全な取引環境を提供しています。Vantage Proの手口とは構造的に異なるため、両者を混同しないよう注意が必要です。

Vantage Proの手口を時系列で解説

Vantage Proに関する被害の経過を整理すると、LINE広告を起点に段階的に信頼を築いたうえで、高額送金へと誘導する流れが確認されています。以下では、報告された手口を時系列で整理します。


LINE広告から「資産最適化取引チーム」への誘導

Vantage Proの手口は、LINEの投資関連広告をタップした利用者を、グループLINE「資産最適化取引チーム」へ誘導するところから始まります。

LINE上で表示される広告は、資産運用や投資の高利益を訴求する内容で、タップすると即座にLINEのグループチャットへ参加するよう促されます。広告から参加までが同一プラットフォーム(LINE)内で完結するため、外部サイトへの遷移を伴わず、利用者が警戒心を持ちにくい構造になっている点が特徴です。

この「LINE完結型」の誘導は、SNS広告から外部の偽サイトへ遷移させる従来型の手口と比較しても、心理的なハードルが極めて低い点に特徴があります。LINEヤフー社も「投資に勧誘された…それ、詐欺です!」として注意喚起を行っており、LINEを起点とする投資勧誘には十分な警戒が必要です。


「先生」「アシスタント」による信頼構築と投資指導

Vantage Proのグループ「資産最適化取引チーム」では、「先生」と称する投資の権威を装う人物と、その「アシスタント」を名乗る補佐役の二段構え体制で、利用者との信頼関係を構築する手口が確認されています。

「先生」は市場分析や投資戦略を装った情報を提供し、「アシスタント」は個別のフォローや質問対応を担当します。グループ内では他の参加者が利益を出しているように見える演出が行われ、利用者は「自分も同じように利益を得られる」と錯覚させられます。

この「先生+アシスタント」の役割分担は、SNS型投資詐欺において典型的に観察される構造で、警察庁のSOS47特殊詐欺対策ページでも繰り返し注意喚起されています。なお、こうした「実在企業を騙る投資勧誘」は、Vantage Proに限らずSBI証券などの大手証券会社の名称を悪用した事例でも報告されており、業界全体で広がっている手口といえます。


Vantage Pro(vantages.cc)への登録と虚偽の利益表示

信頼関係が構築された段階で、利用者はvantages.ccのサイトへ登録し、入金して取引を開始するよう指示されます。

サイト上では実際の取引画面のような表示があり、利用者には連続的に利益が発生しているように見える数値が示されます。しかし、この利益は実際の市場取引によるものではなく、運営側が任意に操作した架空の数値である可能性が指摘されています。サイトに表示された資産が増えていく様子を見た利用者は、追加の投資を促されてさらなる入金を行うケースが報告されています。

この段階までは出金できる場合もあり、少額のテスト的な出金が成功することで、利用者の信頼が一層強化される構造になっています。なお、入金は個人名義の銀行口座や暗号資産アドレスへの送金として指示されることが多く、正規の金融機関が個人口座を入金先に指定することはあり得ないため、この時点で詐欺と判断すべき重要なサインといえます。


出金時に「税金」「サービス料」名目で追加送金を要求

Vantage Proの被害は、利用者が高額な出金を申請した段階で表面化します。サイト上では出金処理が進行しないまま、運営側から名目を変えて追加送金を要求されるという手口が確認されています。

報告されている主な追加請求の名目は、以下のとおりです。

  • 「税金」の支払い:利益に対する所得税の事前納付を要求
  • 「サービス料」の支払い:出金手続きに必要な手数料として要求

正規の金融サービスでは、出金時に事前の税金納付や追加のサービス料を要求することはありません。所得税は確定申告を通じて納付するものであり、出金前に運営側へ直接支払う仕組みは存在しません。この点は金融庁のSNS型投資詐欺注意喚起でも明確に指摘されています。

このような追加請求があった時点で、それ以上の送金は絶対に行わないことが重要です。追加で支払っても出金は実行されず、被害が拡大するだけのケースがほとんどです。

Vantage Proの独自調査結果

Vantage Pro(vantages.cc)について、当編集部が独自に調査した結果を以下に整理します。金融庁への登録状況、Whois情報、関連ドメインの状況、関東財務局の警告など、複数の角度から運営実態を検証しました。


金融庁の登録業者一覧に該当なし

Vantage Pro(vantages.cc)は、金融庁が公表している「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」に該当する記載が確認できませんでした。

日本国内で投資商品(FX・CFD・暗号資産関連商品等)の販売や勧誘を業として行う事業者は、金融商品取引法に基づき、内閣総理大臣(管轄は金融庁)への登録が義務付けられています。無登録のまま勧誘を行う行為は同法違反であり、金融庁は無登録業者との取引に関する注意喚起を継続的に発信しています。

Vantage Proが金融商品取引業の登録を受けていない事実は、当該サイトが日本国内で合法的に投資勧誘を行う体制を有していないことを示す重要な調査結果です。


偽サイト「vantages.cc」のWhois調査結果

当編集部が独自に調査したvantages.ccのWhois情報は、以下のとおりです。

ドメイン名vantages.cc
登録日2026年3月22日
レジストラGname.com Pte. Ltd.(シンガポール)
登録者所在国HK,CN(香港・中国)
登録者情報プライバシー保護により非公開
運用期間約56日(本記事執筆時点)

調査結果から、以下の3点が特に注目されます。

1. 運用期間が極めて短い
登録から本記事執筆時点で運用期間が約56日(約2ヶ月)と、金融サービスを名乗るプラットフォームとしては運用実績が著しく不足しています。多額の資産を扱う事業者であれば、相応の運用実績と社会的信用の蓄積が求められるところ、本件はその要件を満たしていません。

2. 登録者の身元が完全に秘匿されている
Whois情報においては、登録者の氏名・住所・連絡先はすべてプライバシー保護サービスにより匿名化されており、運営責任者を特定することができません。金融サービスを提供する事業者であれば、透明性の観点から運営者情報を公開するのが通常であり、身元を完全に遮断している点は重大な不審点です。

3. 登録者所在国とレジストラの組み合わせ
登録者所在国が「HK,CN(香港・中国)」で、レジストラもシンガポール拠点のGname.com Pte. Ltd.という構成は、日本の利用者を対象としたサービスにもかかわらず、運営の実態が日本国内に存在しない可能性を示唆しています。トラブル発生時の法的責任の追及が極めて困難な構造です。


「Vantage」名称を用いた他のドメインに関する状況

「Vantage」の名称を用いたドメインは、vantages.cc以外にも複数確認されています。当編集部の調査では、以下のような参考事例が見つかりました。

ドメインvantagesacbc.vip
登録日2025年3月27日
レジストラGname.com Pte. Ltd.
登録者所在国US(New York)
ドメインvantagevcj.vip
登録日2025年10月4日
レジストラNameSilo, LLC
登録者所在国US(Phoenix, AZ)

これらの参考ドメインは、本件vantages.ccとは別個に登録されたもので、公開Whois情報のみから運営主体の同一性を断定することはできません。ただし、いずれも「Vantage」という正規企業の名称を用いた短期運用のドメインであり、共通の傾向として、運営者情報の秘匿、短い運用期間、本来のVantage Tradingとは無関係なドメイン構成といった特徴が見られます。

こうした類似ドメインの存在は、Vantage Tradingという実在ブランドの知名度が、複数の偽サイトによって繰り返し悪用されている現状を示すものといえます。


関東財務局による「Vantage Prime Trading Limited」への警告

「Vantage」の名称を用いた海外業者については、財務省関東財務局が無登録業者として警告を発出しています。

関東財務局は、金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針II-1-4(4)に基づき、「無登録で金融商品取引業等を行う者について(Vantage Prime Trading Limited)」として、当該業者への警告内容を公表しています。関東財務局によると、登録を受けていない海外所在業者が日本語ホームページを開設するなどして外国為替証拠金取引(FX取引)、暗号資産を用いた証拠金取引及び有価証券投資等の勧誘を行っており、返金されない、連絡がつかなくなるといった詐欺的な投資勧誘が多発していると注意喚起されています。

本件Vantage Pro(vantages.cc)と「Vantage Prime Trading Limited」の関係性については、公開情報のみから断定することはできません。ただし、いずれも「Vantage」の名称を用いた無登録の業者であり、利用者が混同しやすい構造になっている点には十分な警戒が必要です。

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Vantage Proに関する口コミ・被害報告

Vantage Pro(vantages.cc)に関する口コミについて、X(旧Twitter)、Yahoo!知恵袋、各種掲示板の3チャネルで調査を行いました。

X(旧Twitter):Vantage Pro(vantages.cc)固有の被害報告は確認できませんでした。

Yahoo!知恵袋:「Vantage」の追加口座にトレード指導相手と紐付けるよう要求されたという投稿が確認されています。SNSで知り合った人物から「Vantageの口座開設後、追加口座で紐づけてほしい」と言われたという内容で、こうした要求は本件Vantage Proの手口と類似する構造です。

掲示板(5ch等):Vantage Pro(vantages.cc)固有の被害報告は確認できませんでした。

Vantage Pro自体の運用開始が2026年3月と新しいため、SNS・掲示板での口コミは現時点で限定的です。ただし、「Vantage」の名称を悪用した同種の手口に関する被害相談は複数の調査機関に寄せられており、被害は今後も拡大する可能性があります。

Vantage Proの被害に遭ったらすべき4つのこと

Vantage Proによる投資詐欺の被害が疑われる場合は、被害の拡大を防ぎ、回復の可能性を残すために、以下の4つの対応をできるだけ早く進めることが重要とされています。ただし、被害回復が必ず保証されるものではないため、現実的な見通しを踏まえながら冷静に対応を進めることが大切です。


1. 証拠を保全する

Vantage Proの被害回復に向けて、最初に着手すべきは証拠の保全です。詐欺グループは、被害発覚後にアカウントを削除したりサイトを閉鎖したりするケースが多く、証拠が失われると後の対応が困難になります。

保全すべき証拠の例は、以下のとおりです。

  • LINEグループ「資産最適化取引チーム」でのやり取りのスクリーンショット
  • 「先生」「アシスタント」を名乗る人物とのメッセージ履歴
  • Vantage Pro(vantages.cc)のサイト画面・取引画面のスクリーンショット
  • 送金時の振込明細・送金記録(銀行振込・暗号資産送金等)
  • 入金先として指定された個人名義口座の情報・暗号資産アドレス
  • LINE広告の表示内容のスクリーンショット

これらの情報は、後の返金請求・警察への被害届提出・口座凍結手続きにおいて、極めて重要な資料となります。アカウントがブロックされたり相手から削除されたりする前に、できる限り早く保存しておくことが推奨されます。


2. 追加送金には絶対に応じない

Vantage Proの被害において、最も重要な対応の一つが「追加送金を絶対に行わない」ことです。

被害者が出金を申請した段階で、運営側は名目を変えて繰り返し追加送金を求めてきます。本件で確認されている主な名目は、以下のとおりです。

  • 「税金」名目の事前納付
  • 「サービス料」名目の手数料
  • その他、出金処理に必要だとされる各種費用

正規の金融サービスにおいては、出金時に事前の税金納付や手数料を運営側へ直接支払う仕組みは存在しません。これらの要求はすべて、追加の資金を搾取するための口実です。どれだけ「もう少し払えば出金できる」と説明されても、追加送金に応じる選択は、被害を拡大させる結果にしかつながりません。


3. 弁護士事務所に相談する

Vantage Proの被害回復を本格的に進めるためには、詐欺被害の返金対応に対応している弁護士事務所への相談が選択肢の一つとなります。

弁護士事務所では、口座凍結の申し立て、返金交渉、損害賠償請求、警察との連携など、被害回復に向けた多角的な対応が可能とされています。被害発覚から早期に対応を開始するほど、口座に資金が残っている可能性が高く、対応の選択肢も広がる傾向があります。ただし、これらの手続きを行ったからといって、必ずしも被害金が全額戻ってくるとは限らない点には注意が必要です。

多くの弁護士事務所では初回相談を無料で受け付けているため、まずは状況を相談したうえで、対応方針や見通しを確認することが可能です。ART法律事務所でも、被害状況の相談を受け付けています。


4. 警察に被害届を提出する

Vantage Proの被害は、警察への被害届提出も並行して進めることが推奨されます。警察への届け出は、刑事事件としての捜査開始の端緒となるだけでなく、後述する振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結・分配金支払い手続きにおいても重要な役割を果たします。

相談先としては、最寄りの警察署のほか、警察庁のサイバー犯罪相談窓口も利用できます。被害届の提出には、Step 1で保全した証拠(LINEのやり取り、送金明細、サイト画面のスクリーンショット等)が必要となるため、整理したうえで相談に向かうとスムーズです。

Vantage Proの返金請求は可能?法的根拠と相談先

Vantage Proに送金してしまった資金について、法的な返金請求の可能性を検討するには、複数の法的根拠を組み合わせた対応が必要となります。被害回復が必ず保証されるものではありませんが、適切な手続きを進めることで返金につながる場合があります。


返金請求に活用できる法的根拠

Vantage Proのような投資詐欺被害において、返金請求の根拠となる主要な法律は以下の3つです。

1. 詐欺罪に基づく損害賠償請求(刑法246条/民法709条)

Vantage Proによる勧誘行為が、欺罔行為により被害者に錯誤を生じさせて財産を交付させた場合、刑法246条の詐欺罪に該当する可能性があります。これに基づき、民法709条の不法行為に基づく損害賠償請求を行うことが可能です。実際に詐欺罪が成立するか否かは個別事案の事情によりますが、ART法律事務所では被害状況に応じた具体的な法的対応の方針を検討しているとのことです。

2. 不当利得返還請求(民法703条)

法律上の正当な原因がないにもかかわらず、他人の財産から利益を受け、これによって他人に損失を与えた者は、その利益を返還する義務を負います(民法703条)。Vantage Proの運営側は、虚偽の利益表示や不当な追加請求により利用者から金銭を受領しているため、不当利得として返還を請求できる可能性があります。

3. 振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結

犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律(振り込め詐欺救済法)では、犯罪に利用された預金口座の凍結と、口座に残っていた資金を被害者に分配する手続きが定められています。被害発覚から早期に口座凍結を申し立てることで、犯人側が資金を引き出す前に口座を停止できる可能性があります。

ただし、いずれの法的手段も、被害金の全額回収を保証するものではありません。犯人側が既に資金を引き出していたり、海外口座へ送金していたりするケースでは、回収が極めて困難となる場合もあります。


ART法律事務所の対応

ART法律事務所は、Vantage Proを含むSNS型投資詐欺の被害回復に対応している法律事務所です。詐欺被害の返金請求・資金回収に注力しており、被害の可能性があるかどうかを判断する事前調査を無料で提供しています。

事務所の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 初回相談無料:まずは費用をかけずに状況を相談することが可能
  • 秘密厳守:デリケートな相談内容も安心して伝えられる体制
  • 迅速な対応:被害回復はスピードが重要とされる一方、被害回復が必ず保証されるものではないため、現実的な見通しを踏まえた対応を心がけている
  • 金融庁等への情報提供活動:Vantage Proについて金融庁への情報提供を実施済み

Vantage Proの投資詐欺被害について、まずは無料の事前調査を活用して状況を確認することが、被害回復への第一歩となります。Vantage Proの投資詐欺返金についてART法律事務所に無料で相談してみることができます。

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よくある質問(FAQ)


Q. Vantage Proは本当に投資詐欺ですか?

Vantage Pro(vantages.cc)は、金融庁の登録業者一覧に該当がなく、運営者の身元も完全に匿名化されています。また、出金を申請すると「税金」「サービス料」などの名目で追加送金を繰り返し求められるという、SNS型投資詐欺に共通する手口が確認されています。さらに、ART法律事務所は本件について金融庁への情報提供を実施済みです。これらの事実から、投資詐欺の可能性が高いと考えられます。


Q. Vantage Proに送金したお金は取り戻せますか?

返金を保証することはできませんが、専門家に依頼することで、口座凍結や返金交渉を通じてお金を取り戻せる場合があります。被害が発覚してからの時間が短いほど、犯人側が資金を引き出す前に口座を凍結できる可能性が高まり、対応の選択肢も広がる傾向があります。まずは無料相談で状況を確認することが、回復への第一歩となります。


Q. 出金時に「税金」を求められましたが、これは正規の手続きですか?

正規の投資サービスや証券会社が、出金前に「税金」を運営側へ直接支払うよう求めることはありません。所得税は確定申告を通じて納付するものであり、出金時に運営者へ事前納付する仕組みは存在しません。出金時に「税金」を要求された時点で、投資詐欺の典型的な手口とみなして対応することが重要です。金融庁もSNS型投資詐欺に関する注意喚起でこの点を指摘しています。


Q. 相談する際の費用はどれくらいかかりますか?

相談費用は事案の内容や被害額によって異なります。ART法律事務所では初回相談を無料で行っているため、まずは費用をかけずに状況を相談し、見通しを確認することが可能です。具体的な対応方針や費用については、無料相談の段階で説明を受けることができます。

まとめ

Vantage Pro(vantages.cc)に関する情報をまとめると、以下のとおりです。

  • Vantage Proは、オーストラリアの大手CFDブローカー「Vantage Trading」を騙る投資詐欺サイトの可能性が高く、LINE広告からグループLINE「資産最適化取引チーム」へ誘導する手口が確認されている
  • 「先生」「アシスタント」と称する人物による信頼構築の後、Vantage Pro(vantages.cc)への登録と入金を促し、サイト画面で虚偽の利益を表示する流れが報告されている
  • 出金を申請すると「税金」「サービス料」名目で追加送金を繰り返し求められ、最終的に資金が引き出せなくなるケースが多い
  • vantages.ccのWhois情報では運営者の身元が完全に匿名化されており、登録者所在国はHK,CN(香港・中国)、運用期間は約56日と極めて短い
  • 金融庁の登録業者一覧にVantage Proの記載はなく、関東財務局は類似名称の「Vantage Prime Trading Limited」に対して無登録警告を発出している
  • ART法律事務所はVantage Proについて金融庁への情報提供を実施済み
  • 被害に遭った場合は、証拠の保全、追加送金の停止、専門家への相談、警察への被害届提出を早期に進めることが推奨される
  • 返金を保証することはできないが、専門家への相談により返金の可能性を探ることができる

Vantage Proによる投資詐欺の被害に遭われた方やご不安をお持ちの方は、早めに専門家へ相談することが大切です。

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免責事項

本記事は、投資詐欺に関する情報提供を目的としたコンテンツです。本記事の内容は、公開日時点で確認できた公開情報および一般的な法的見解に基づいて構成されています。個別の事案への法的判断や対応については、必ず弁護士等の専門家にご相談ください。本記事の情報に基づいて行動した結果について、本サイトは一切の責任を負いかねます。


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