お金を貸した彼氏が音信不通になり、不安を抱いていませんか。
彼氏の居場所を調べるためには、自身で情報を集める方法もあれば、プロに依頼をするという手段も選べます。相手の現状を迅速につかむことで、返金がスムーズにすすむでしょう。
当記事では、彼氏が音信不通になる理由や、借用書がないときの対処法を紹介します。
お金を貸した彼氏が音信不通になった理由
お金を貸した彼氏が音信不通になった理由には、以下の3つが考えられます。
- トラブルに巻き込まれた
- 連絡ができない状況に陥っている
- お金目当ての人物だった
今まで連絡できていた恋人が突然音信不通になった場合、心配と不安が込みあげるでしょう。音信不通になった理由を確認し、適切な行動につなげるための心構えをしてください。
トラブルに巻き込まれた
お金を貸した彼氏が音信不通になった理由の1つに、トラブルに巻き込まれた可能性があります。
突発的な災害や事故に巻き込まれた場合は、警察や病院など関係各所とのやり取りに追われているでしょう。トラブルによってけがをしていると、自身の治療のためにスマートフォンが使えない状況も考えられます。
ほかにも、何らかの事件に巻き込まれているパターンもあり得ます。連絡が取れない彼氏の安否確認を早急にしたい方は、リサーチ能力に長けた探偵への依頼を検討しましょう。
連絡ができない状況に陥っている
お金を貸した彼氏が、さまざまな理由で連絡ができない状況に陥っており、音信不通になっているケースも考慮しなくてはいけません。
急病やけがなど、身体的な理由で連絡が途絶えている状態であることも考えられます。また、故障や料金の滞納によってスマートフォンが使用できず、物理的に連絡ができない可能性もあるでしょう。
万一の事態にそなえて、彼氏の知り合いや家族とつながりを持っておくことや、おたがいの連絡先を控えておくといった対策が必要です。
お金目当ての人物だった
彼氏がお金目当ての人物だった場合、金銭を貸したあと音信不通になり、行方をくらまします。
金銭目的の詐欺師は、ターゲットに近づくと会話や身の回りの様子から所持金におおよその見当をつけて、うその理由でお金を要求します。しぼり取ろうと算段をつけていた金額をうばうと、連絡を断つでしょう。
詐欺師ほど悪質な人物ではなくても、軽い気持ちでお金を借りて気まずくなり、連絡を無視しているパターンもあります。
彼氏が詐欺師だった際は、お金を取り戻すためのすみやかな行動が必要です。警察や弁護士など専門機関へ相談すると良いでしょう。
お金を貸して音信不通になる彼氏の傾向
お金を貸して音信不通になる彼氏に共通して見られる傾向は、以下の3つです。
- SNSを介して出会う
- 急いで親密な関係になろうとする
- 身元を隠す
恋人と連絡が取れなくなった方は、自身のケースと照らし合わせて確認してください。
SNSを介して出会う
SNSで出会った彼氏から、本人に関するたしかな情報を知らされていない場合、お金を貸してしまうと音信不通になる可能性があります。
金銭をうばう目的の人物は、SNSで年収や職業など、うその情報を載せて魅力的な人物を装い、ターゲットに近づきます。お金を返す意思がないため、素性を隠せるSNSを悪用し、あえて恋人には自身につながる情報を知らせません。
好意を抱いてからでは、相手の怪しさに気づくことは困難です。SNSで出会った彼氏にお金を貸している場合は、周りの方に相談して客観的な意見をもらうと良いでしょう。
急いで親密な関係になろうとする
お金を貸して音信不通になる彼氏は、金銭をうばうことに時間をかけたくないため、急いで親密な関係になろうとします。お金をだまし取ったあとは、次のターゲットを探し、同様の手法でお金の無心をくり返します。
お金目当ての人物は、出会ってすぐに猛烈なアプローチをかけてくるでしょう。「運命の人に出会えた」といった甘い言葉をささやき、相手に好意を抱かせて信頼を得るためです。
「恋人になった」と思った相手が、お金目当ての人物だと気づいたときの精神的ショックは計り知れず、たいへん卑劣な行為です。
身元を隠す
お金を貸した彼氏が身元を明かさない場合、突然音信不通になり、姿を消す事態に発展する可能性があります。
金銭目的の人物は、詐欺に気づかれたとき逃げ切れるように、住所や職場などはうその情報を伝えています。運転免許証といった身分証明書も見せてくれないでしょう。
音信不通になってから、聞いていた会社に連絡をしても「該当者はいない」と言われ、伝えられていた住所を訪れても住んでいません。
またお金目的の人物は、写真にうつることをさけて、自身につながる証拠をのこさない傾向があります。お金をだまし取り行方をくらましたあと、写真がもととなって調査会社や警察に身元がバレる事態を警戒しているためです。
借用書なしでも貸したお金は取り返せる？
彼氏と音信不通になった場合、お金の貸し借りがわかる証拠があれば、借用書なしでも金銭を取り返せます。彼氏にお金を貸す際、「信用していないと思われるのは嫌だった」「口約束で返してくれると思った」など借用書がないケースも多くあるでしょう。
お金の貸し借りは法的に「金銭消費貸借契約」にあたり、「お金を渡した証拠」と「返済する約束の証明」の2つを提示する必要があります。
「お金を渡した証拠」は、振込明細書や電子マネーの送金履歴、貸し借りの内容がわかるメッセージの記録などで証明可能です。
「返済する約束の証明」は、相手から一部返金されたときの履歴や返済に関するメッセージのやり取り、会話の録音などで立証できます。
返金のためには、証拠を専門機関へ示して、相談しましょう。
音信不通の彼氏からお金を取り返す際の相談先
音信不通の彼氏から、貸したお金を取り返す際の相談先には、以下の2つがあります。
- 警察
- 弁護士
各機関には、お金を貸した事実がわかる証拠や彼氏の情報があると、スムーズに相談できます。極力多くの証拠を集めてから、相談に行くと良いでしょう。
警察
音信不通の彼氏にお金を貸している場合、警察に相談して刑事事件として受理されると、捜査により相手の逮捕につながる可能性が高まります。
警察が動くと刑事罰を恐れた相手から示談の申し入れがあり、被害金の返還が期待できます。しかし、警察は民事不介入の原則から、加害者に返金請求してくれるわけではありません。返金といった民事上の請求は、弁護士へ相談してください。
詐欺行為がわかる証拠や彼氏の個人情報がないと受理されないケースもあるため、居場所や現状などをつかんでから、相談しましょう。
弁護士
お金を貸している音信不通の彼氏に返金させたい場合、弁護士へ相談すると、あらゆる法的手段を使って対応してくれます。
法律のプロである弁護士には、相手との直接交渉や返金請求、応じない際の訴訟も一任できます。相手が悪質なケースでは、刑事告訴にも対応可能です。法的手段にともなう煩わしい手続きも含め、全面的なサポートを得られます。
ただし、詐欺を裏づけるものや彼氏の情報が不足していると、対応してもらえないケースもあるため、弁護士に相談する前に証拠を集めておきましょう。
音信不通になった彼氏の居場所を調べる方法
お金を貸して音信不通になった彼氏の居場所を調べる方法には、以下の3つがあります。
- SNSやインターネットで情報を集める
- 友人・知人へ聞き込みをする
- 調査会社へ依頼する
彼氏と普段連絡を取り合っていた手段が使えなくても、自身で居場所を調べる方法があります。それぞれの方法を確認して、今後の行動を検討してください。
SNSやインターネットで情報を集める
SNSやインターネットで情報を集めると、お金を貸して音信不通になった彼氏の居場所を探し出せるケースもあります。
SNSをブロックされているときは、別のアカウントを使って彼氏の投稿をチェックしましょう。もし彼氏がSNSを更新しているのであれば、わざと連絡を断っている証拠となります。
ほかにも、インターネットを使って彼氏につながりそうな情報をリサーチする方法もあります。自身とはちがう電話番号でかけてみて、コンタクトをはかっても良いでしょう。
友人・知人へ聞き込みをする
お金を貸して音信不通になった彼氏の居場所を知るためには、友人や知人への聞き込みを行なってください。
共通の知り合いに聞き込みをすると、彼氏が巻き込まれたトラブルや家庭の事情など、音信不通の理由を知っている可能性があります。また、自身とは音信不通でも、友人や知人を通じて連絡が取れることもあるでしょう。
しかし、彼氏が先手をうって、周囲の人に話を合わせるよう依頼しているケースも考えられます。自身で聞き込み調査を行なっても、必ずしも期待する結果が得られるわけではない点に留意してください。
調査会社へ依頼する
お金を貸したあと音信不通になった彼氏の居所を突きとめるためには、リサーチのプロである調査会社への依頼をおすすめします。
彼氏に顔がバレているため、自身での張り込みは難しく、過度に居所を追及するとストーカーとして訴えられるリスクもあります。
探偵にはプロならではの情報網と調査スキルがあり、対象者に気づかれることなく「聞き込み」や「張り込み」が可能です。また、高品質なカメラ機材と高度な撮影スキルによって、確実な証拠をのこせます。
彼氏が詐欺師ではなかった場合でも、はやめに音信不通の理由がわかることで、漠然とした不安から歩み出せるでしょう。訴訟といった法的手段の際にも、たしかな証拠は重要であり、返金をすすめるためには必須の要素です。
彼氏と音信不通でお困りの方は調査会社へ
お金を貸した彼氏と音信不通でお困りの方は、調査会社への依頼を検討してください。
証拠がそろわない状態で警察や弁護士へ相談しても、取り合ってもらえないケースもあります。調査会社で集めた情報をもとに弁護士へ相談すると、解決に向けてスムーズにすすめるでしょう。
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