Facebook結婚詐欺に注意!ビジネスを使った手口と回避法

男女トラブル
結婚詐欺/恋愛詐欺

近年、Facebookを悪用した結婚詐欺が多発しており注意が必要です。ビジネスの相手を装ってターゲットの信頼を得たあと、大金を要求し奪います。

本記事では、結婚詐欺の具体的な流れと対策、被害を防ぐ方法を解説します。被害に遭った際は、紹介した相談先を参考にしてください。

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Facebookでビジネス系の結婚詐欺が多発

Facebookでは、ユーザーの傾向を利用したビジネス系の結婚詐欺が多発しています。

結婚詐欺師がFacebookでターゲットを探す理由は、以下のとおりです。

  • ユーザーの年齢層が30~60代と比較的高い
  • 実名登録のため企業経営者の利用が多い
  • 自身のビジネスや考え方を共有できる
  • 生活スタイルを脚色せず投稿するユーザーが多い

ビジネスの勧誘と見せかけてターゲットに近づき、関係を築いてからお金を奪う、結婚詐欺の手口に注意してください。

Facebookを使った結婚詐欺の流れ

Facebookを使った結婚詐欺は、以下の流れでターゲットを騙します。

  1. DMや友達申請をターゲットに送付する
  2. プライベートな連絡手段を提案する
  3. やりとりを重ねて信頼関係を築く
  4. 結婚への期待感を高める
  5. 大金が必要と嘘をつく

Facebookによる結婚詐欺はDMや友達申請から始まります。知らないユーザーからの連絡に警戒することで、詐欺に遭うリスクを大きく減らせるでしょう。


1.DMや友達申請をターゲットに送付する

Facebookを利用する結婚詐欺師は、DMや友達申請をしてターゲットに接触します。詐欺師は、アカウントの公開範囲を限定していないユーザーから、幅広くターゲットを選定します。

結婚詐欺師のターゲットになりやすい方の傾向は、以下のとおりです。

  • 年齢が30~40代である
  • まじめで向上心がある
  • 副業や投資に興味がある
  • 堅実な生活をする
  • 友達が少ない

結婚詐欺師はプロフィールや投稿を充実させ、成功している経営者を装います。「ビジネスの話を共有したい」といった、下心が見えないメッセージで接触されるため、ターゲットは警戒せず対応しがちです。

知らないユーザーからの接触には注意してください。


2.プライベートな連絡手段を提案する

Facebookでのやりとりに成功すると、結婚詐欺師はターゲットと頻繁にやりとりするために、プライベートな連絡先の交換を提案します。

LINEといったプライベートなツールでのやりとりは、相手に親近感を抱きやすくなってしまうリスクがあります。詐欺師から資産や家族関係といった個人的な情報を聞かれた場合に、つい答えてしまうターゲットもいるでしょう。

まじめで向上心の強いターゲットは、手腕がある経営者とやりとりができることへの期待感から、別の連絡先を快く教えがちです。

顔も知らない相手から、急に連絡先を教えてほしいと頼まれても、安易に共有しないでください。


3.やりとりを重ねて信頼関係を築く

Facebookから別の連絡手段に切り替えた結婚詐欺師は、頻繁にメッセージを送ってターゲットと信頼関係を築きます。1日に詐欺師から何十通もメッセージを送られたターゲットは、自身に興味があるからだと喜んでしまうでしょう。

やりとりのなかで、結婚詐欺師は、以下のような「やり手の経営者」を演じます。

  • 丁寧な言葉遣い
  • ビジネスにまじめな姿勢
  • ポジティブな言い方・考え方

直接会うことを提案された際は、特に相手の態度に騙されないよう、注意してください。エスコートや振る舞いから、相手からより好感を得られるような行動をします。

経営者として信頼できるかは、恋人や結婚相手を選ぶ際の判断基準とは異なります。被害に遭わないために、判断を誤らないでください。


4.結婚への期待感を高める

Facebookを利用する詐欺師は、やりとりのなかで結婚を期待させるようなアプローチをします。以下のような言葉で自分を結婚相手として意識させ、金銭の要求を断りにくくすることが狙いです。

  • ずっと一緒にいたい
  • 手料理を毎日食べたい
  • 死んだら一緒のお墓に入ろう

詐欺師は硬派でまじめな印象を与え、結婚相手として信じられると思わせます。結婚できると信じたターゲットは、詐欺師から借金を頼まれると「助けなくては」と応えてしまうでしょう。

Facebookで出会った相手は本当に信頼できるのか、冷静に振り返ってください。


5.大金が必要と嘘をつく

ターゲットが自身を信用しきっていると判断すると、Facebookを利用する結婚詐欺師は、大金が必要だと嘘をつきます。詐欺師は以下のような嘘をついて、「困っているから何とかしてあげたい」と考えるターゲットの心理を悪用します。

  • 家族の入院や手術
  • 部下や取引先によるトラブル
  • 大きな取引が決まるチャンス

「一時的な資金難だからすぐに返す」と、ターゲットを安心させるテクニックにも注意しましょう。

お金を渡すのを渋ると「冷たい人だ」と態度を一変させるケースもあり、心理的に断れない状況に追い込まれる被害者も大勢います。

相手が誰であっても金銭のやりとりには慎重になり、かならず第三者に相談してください。

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Facebookで結婚詐欺に遭わないためには?

Facebookで結婚詐欺に遭わないための対策は、以下のとおりです。

  • アカウントの公開範囲を友達のみに設定する
  • 相手のアカウントを確認する
  • 知らない人物からの友達申請に注意する
  • プロフィール写真を画像検索する

顔すら知らない相手とは、慎重にやりとりすることが賢明です。


アカウントの公開範囲を友達のみに設定する

Facebookで結婚詐欺に遭いたくないなら、アカウントの公開範囲を友達のみに設定しましょう。友達以外に投稿を見られないようにすると、結婚詐欺師との接点を減らせます。

Facebookは世界中で利用されるSNSで、2023年12月時点で30億人以上のアクティブユーザーがいます。友達やビジネスの輪を広げるという点ではメリットの大きいSNSですが、悪意のあるユーザーとの接点も増えてしまいがちです。

細かく設定したプロフィールを友達以外にも公開すると、犯罪に巻き込まれるリスクもあります。

公開範囲は「設定」で簡単に確認と変更が可能です。一刻も早く設定を確かめてください。


相手のアカウントを確認する

相手のアカウントを確認することも、Facebookで結婚詐欺を避ける手段です。結婚詐欺師のアカウントは、一般ユーザーと異なる点が多いため、以下の情報を確認すると、いち早く違和感に気づけるでしょう。

  • 投稿履歴や内容
  • 友達リスト

詐欺師は、信頼できる経営者を装ってターゲットに近づきます。高級な車や時計、多くの人々に囲まれた写真を投稿し、会社の経営やプライベートが順調である印象を与えます。

友達リストでは、性別のバランスや人数を確認しましょう。結婚詐欺師であればターゲットにできそうな人に申請を送っているため、性別が偏ったり、友達の人数が極端に多かったりしているはずです。

不審人物からコンタクトがあったら、先にアカウントを確認してください。


知らない人物からの友達申請に注意する

Facebookで結婚詐欺に遭わない方法として、知らない人物からの友達申請に注意することもあげられます。ハイスペックかつ経営に成功したといった好条件の人物から、急に友達申請や「ビジネスの話をしよう」と連絡がくることは怪しいと考えましょう。

以下のような人物からコンタクトがあった際は、注意してください。

  • 高学歴
  • 前職が有名企業
  • 現在が高収入のイメージがある職業
  • 整った顔立ちの写真

相手が開示している情報だけで、信用に値する人物だと判断することは危険です。友達申請を許可した場合でも、相手が信頼できるまでは慎重にやりとりを行いましょう。


プロフィール写真を画像検索する

プロフィール写真を画像検索することも、Facebookで結婚詐欺を避ける方法の1つです。ターゲットに好印象を与えるために、結婚詐欺師は魅力的な人物の写真を無断で使用する場合があります。

以下の手順を参考に、画像検索をしてください。

  1. ブラウザでGoogleを開く
  2. 検索欄の右側にある「画像で検索」を選択する
  3. 調べたい画像をアップロードする

画像検索でFacebookアカウントの写真と一致しない人物が表示された場合は、詐欺師の可能性があります。

プロフィール写真がない人物にも注意が必要です。Facebook公式サイトでも、プロフィール写真の設定がないアカウントに対して警戒するよう、呼びかけられています。

知らない人物からコンタクトがあった際は、好みの相手でも油断せずに調べましょう。

Facebookで結婚詐欺に遭った際の相談先

Facebookで結婚詐欺に遭った際は、以下の相談先を利用してください。

  • 警察
  • 弁護士
  • 探偵

詐欺事例を立証して被害を回復するには、確かな証拠が必要です。警察や弁護士に連絡する前に、証拠集めのプロである探偵への相談をおすすめします。


警察

Facebookで結婚詐欺に遭った際の、相談先の1つが警察です。警察は被害の状況を聞いて、必要に応じて捜査を開始します。

被害額が大きかったり、結婚詐欺の証拠が十分にそろっていたりする場合、警察は迅速に動けるため、スムーズな解決が期待できるでしょう。警察に相談して、ほかの被害者とのつながりが見つかると、情報共有が進むこともあります。

新たな被害を防げる可能性もあり、警察のサポートは非常に大切です。一方、慰謝料請求や騙しとられた金銭の返還は警察の業務ではないため、弁護士や探偵に相談してください。


弁護士

弁護士もFacebookを使った結婚詐欺の被害者の強い味方です。弁護士は法的な対策の知識が豊富なため、相談により被害回復をめざせる可能性があります。

弁護士には、結婚詐欺師に騙しとられた金銭の返還や、慰謝料の請求を頼むことが可能です。複雑な法的手続きが一任できる点からも、弁護士は非常に心強いといえます。

初回相談を無料で受け付けている弁護士であれば、気軽に話を聞いてもらえます。勇気をだして相談し、被害解決にむけた一歩を見つけましょう。


探偵

探偵は相手の身元や行動を調べるプロで、Facebookで結婚詐欺に遭った際にも力になる存在です。相手の経歴や隠されている情報をくわしく調べ、有効な証拠をしっかりと集めます。

警察や弁護士に相談する際、探偵に集めてもらった証拠はスムーズな捜査や被害の立証に役立ちます。もちろん、警察や弁護士でもある程度の証拠集めは可能です。しかし、相談した時点で証拠が十分にそろっていない場合、対応できないケースも数多くあります。

スムーズな解決をめざすのであれば、先に探偵に相談してから警察や弁護士への連絡がおすすめです。

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Facebookでの結婚詐欺は東京中央信用調査へ

Facebookでの結婚詐欺は、東京中央信用調査に相談しましょう。東京中央信用調査は結婚詐欺について豊富な調査経験があり、証拠や相手の身元が明らかにできる可能性があります。

詐欺師の経歴を洗い出し、十分な証拠を集めることで、警察や弁護士に相談する準備を効果的に進められるでしょう。

結婚詐欺の被害は1人で悩まずに、東京中央信用調査の無料相談へ早急に連絡してください。

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