交際中の相手に騙されているかもしれないと悩んでいるのではないでしょうか。
結婚詐欺に遭わないためのさまざまな対策や犯人の特徴を知ると、騙されるリスクを減らせます。
被害に遭いやすい人の特徴を理解し、詐欺師から狙われないようにしましょう。詐欺に遭ったときは、対処法をヒントにすみやかに対応して被害回復を目指してください。
結婚詐欺とは
結婚詐欺は、婚約する気がないにもかかわらず、将来一緒になると嘘をつきお金を奪う点が特徴です。結婚式場の下見や両親への挨拶などをして結婚を匂わせたのち、さまざまな理由をつけてお金を騙しとります。
婚活サイトやパーティーにくわえて、マッチングアプリでも結婚詐欺の被害報告が多くあります。インターネットを通じた出会いにも注意してください。
詐欺師の特徴や手口を知り、被害に遭わないようにすることが大切です。
結婚詐欺の手口
結婚詐欺の手口は以下のとおりです。
- 婚活パーティーやマッチングアプリでターゲットを探す
- 信頼関係を築くまでは付き合う
- さまざまな理由をつけてお金を借りる
- お金を奪うと行方をくらます
詐欺師は、ターゲットの信頼を得てからお金を奪います。信用してもらおうと積極的にアプローチしたり、経歴を詐称したりすることもあるため注意が必要です。
手口を知っておくと騙されるリスクを減らせます。
結婚詐欺に遭わないための対策
結婚詐欺に遭わないための対策は以下のとおりです。
- 相手の情報をよく知ろうとする
- お金を貸さない
- お金を要求された際は第三者に相談する
- SNSの投稿に気をつける
対策を知ると、詐欺に遭わずに済む場合があります。結婚相手を探すときにヒントにしてください。
相手の情報をよく知ろうとする
結婚詐欺に遭わないための対策は、相手の情報をよく知ろうとすることです。結婚を考えている場合は、以下の情報を集めましょう。
- 働いている会社
- 仕事内容
- 身分を証明するもの
- 名刺
相手から聞いた情報をインターネットで調べると、真実かどうか判断できる可能性があります。聞くだけではなく、自身で確かめることが重要です。
理想の人物に出会ったときは、騙されないためにも相手についてよく知るようにしてください。違和感を覚えた際は、付き合わないことをおすすめします。
お金を貸さない
お金を貸さないことも、結婚詐欺に遭わないための対策です。信頼している相手でも、お金の貸し借りは避けましょう。
詐欺師は「家族の入院費が必要」「起業にお金がいる」などと言ってお金を要求します。ターゲットの親切心や好意、「貸さなければ結婚できないかもしれない」という気持ちにつけ込んだ手口を使う点が特徴です。
詐欺師はターゲットからお金を奪おうと、さまざまな理由をつけて要求します。結婚を約束した相手でも、金銭の貸し借りは一度冷静になって考えることが重要です。
お金を要求された際は第三者に相談する
結婚詐欺に遭わないための対策の1つは、お金を要求されたときの第三者への相談です。将来を考えている相手からお金を貸してほしいと言われた際は、信頼できる人物に相談してください。
相手からされた話を第三者に話すことで、客観的なアドバイスや冷静な判断を受けられます。自身が見逃していた違和感も、他者であれば見分けられるケースがあります。
「2人の結婚費用のため」と投資をすすめられた場合も、話の正当性を確かめるために第三者への相談が有効です。
婚約相手からお金を要求された際は、すぐに払わず第三者に話すと被害を避けられる可能性があります。
SNSの投稿に気をつける
SNSの投稿に気をつけることも、結婚詐欺に遭わないための対策の1つです。詐欺師はターゲットを探すために、SNSの投稿を見る場合があります。
注意が必要な投稿は、経済的余裕を感じさせる写真や動画などです。詐欺師は、お金を持っていそうな女性をターゲットにします。
高級車やブランド品にくわえて海外旅行の様子などもお金がある人物だと捉えられるため、注意してください。自宅の様子やペットの写真でも、お金持ちだと判断される可能性もあります。
プライベートアカウントに設定し、知らないアカウントからのフォローリクエストを承認しないことで詐欺に遭うリスクを減らせます。
結婚詐欺師の特徴
結婚詐欺師の特徴は以下のとおりです。
- 高学歴・高収入をアピールする
- 家族や友達に紹介しない
- 写真を撮られることを嫌がる
詐欺師の特徴を把握すると、被害に遭わずに済みます。結婚相手を決めるときのヒントにしてください。
高学歴・高収入をアピールする
高学歴・高収入をアピールする点が結婚詐欺師の特徴です。
騙そうとしている人物は、誰もが憧れる会社に勤めていたり、難関大学の出身であったりと偽っているケースが多くあります。詐欺師の狙いは、魅力的な経歴でターゲットを集めることです。学歴や収入が高いからとすぐに相手を信用することは危険です。
高収入をアピールしてきた場合、お金を持っていると信じさせるためにブランド品を身に着けていることもあります。
学歴や収入の良さを誇示してきたときは、詐欺師の可能性が高まります。ターゲットに好印象を与え、お金を奪う狙いがあると覚えておきましょう。
家族や友達に紹介しない
結婚詐欺師の特徴は、家族や友達に紹介しない点です。自身の正体がバレないように家に招待したり、個人的な話をしたりしません。
詐欺師はターゲットに嘘がバレたとき、証拠が残らないように行動します。婚約をしているにもかかわらず、親や友達に会わせてくれないときは詐欺を疑ってください。
家族や知人を紹介してくれた場合でも、同業者や劇団員が第三者に扮しているケースもあり注意が必要です。
結婚を見据えた相手とはコミュニケーションを大切にし、不明な点がお互いにないようにすると、被害に遭うリスクを減らせます。家族や友達に会わせてくれない相手は警戒しましょう。
写真を撮られることを嫌がる
写真を撮られることを嫌がる点も、結婚詐欺師の特徴の1つです。詐欺師は、訴えられたときのことを考えて、自分が不利になるような証拠は残さないようにします。
写真が苦手な場合もあり、すべてのケースで騙そうとしている人物だとは言えません。しかし、記念日やイベントでも撮ることを拒んだり、「周りには見せないで」と言ったりして執拗に断る場合は注意してください。
ツーショットや相手の写真を撮ろうとすると嫌がる場合は詐欺師の疑いがあるため、交際は考え直すことをおすすめします。
結婚詐欺師に狙われやすい人の特徴
結婚詐欺師に狙われやすい人の特徴は以下のとおりです。
- 結婚願望が強い
- 安定した収入がある仕事に就いている
- 友人が少ない
1つでも自身に当てはまる場合は、被害に遭うリスクが高まります。特徴を理解し、少しでも危険を減らすことが重要です。
結婚願望が強い
結婚詐欺師に狙われやすい人の特徴は、結婚願望が強いことです。
結婚したいと強く望む方は、将来をともにする計画を目の前にすると冷静な判断ができなくなるケースが多くあります。詐欺師は、女性の心理状態を利用し、さまざまな理由をつけてお金を騙しとろうとします。
普段であれば違和感を覚えることも、結婚する事実に浮かれて気づけない場合がある点に注意してください。
結婚願望が強いと詐欺師に狙われる可能性が高まります。婚活する際は、結婚したいという強い思いは全面に出さないことをおすすめします。
安定した収入がある仕事に就いている
安定した収入がある仕事に就いている方は、結婚詐欺師に狙われやすく注意が必要です。
詐欺師は多くのお金を奪おうと企んでいます。安定した収入がある方は、お金を持っているだけでなく、投資用不動産の住宅ローンを組みやすい点からも詐欺師にとっては格好の餌食です。「将来の2人のために」と言って仲間の不動産業者を紹介し、相場よりも高い金額でマンションを売りつける手口も多く使われます。
金遣いが荒くない人も貯金があってお金を騙しとりやすいと判断し、ターゲットにするケースがあります。貯金額も容易に話さないようにすると安心です。
出会って間もない相手には、収入や勤め先をすぐに話さないことが重要です。
友人が少ない
結婚詐欺師に狙われやすい人の特徴の1つに、友人が少ないケースがあります。
ターゲットに信頼できる友達がいないと、自分との関係を相談されない点が詐欺師にとってメリットです。長時間労働や、勤務時間が不規則で友人と会うタイミングが少ない方も同じように狙われやすいため、注意してください。
結婚することに集中すると自身では冷静な判断ができなくなります。しかし、第三者に相談すると、相手の違和感に気づくケースもあり、詐欺に遭うリスクを減らせます。
詐欺師に友人が少ない点は話さないようにし、ターゲットにされないようにしましょう。
結婚詐欺に遭った際の対処法
結婚詐欺に遭った際の対処法は、以下のとおりです。
- 専門家に相談する
- 証拠を確保する
被害に遭ったときの対処法を知ると、焦らずに対応できます。詐欺に気づいた場合は、対処法をヒントにすみやかに行動してください。
専門家に相談する
結婚詐欺に遭ったときは、専門家へ相談しましょう。専門家へ相談するメリットは、今後の対応についてアドバイスを受けられたり、返金請求や刑事告訴につながったりする点です。
返金を求める場合は弁護士に相談すると、詐欺師との返金交渉をかわりに行なってもらえます。相手に刑事罰を与えたいケースは、警察への相談が有効です。訴えが認められると、捜査がはじまり逮捕につながる場合があります。
返金請求や刑事告訴には、詐欺に遭った証拠が必ず求められる点を覚えておいてください。詐欺師の情報や被害に関する証拠をできる限り集めることが重要です。
詐欺に遭ったと気づいたときは、すみやかに専門家へ相談し被害の回復を目指しましょう。
証拠を確保する
証拠を確保することも結婚詐欺の対処法の1つです。
専門家へ相談する際に証拠がないと、詐欺と認めてもらえず対応してもらえない場合があります。確保すべき証拠は以下のとおりです。
- 詐欺師の勤め先や住所、連絡先
- 詐欺師との今までのやりとり
- お金に関するやりとり
- 騙しとられた金額がわかるもの
相手とのやりとりはできる限り詳細にメモし、時系列でまとめておくと専門家へ相談する際に役立ちます。
被害回復のために有効な証拠を集めるには、調査会社へ依頼することがおすすめです。結婚詐欺に気づいたときは、すみやかに証拠を確保しましょう。
結婚詐欺の相談は東京中央信用調査へ
結婚詐欺の相談は東京中央信用調査がおすすめです。
東京中央信用調査は結婚詐欺に特化しているため、被害者にかわって詐欺師の身元を特定し、被害回復のためのお手伝いができます。被害者自身が証拠を集めることは困難なだけではなく、法的リスクを負うケースもあり、おすすめできません。
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